有馬温泉街にジャズが流れるオシャレな飲食店があるのをご存知ですか？その名も「misono（ミソノ）」（神戸市北区）。昼はカレーうどん専門店で、夜はベルギービールが飲めるバーになっています。

興味がわいて調べてみると、公式サイトに「うどんは自家製麺。三日間かけて煮込むスープにオリジナルのブレンドスパイス」と書かれています。これは食べてみたい！さっそくお昼の「カレーうどん」を食べに、misonoへ行ってきました。

店内は奥に細長く、カウンター6席と小上がり2席×2つのこじんまりとしたお店ですが、清潔感がある整った空間で圧迫感がありません。BGMにジャズが流れ、ゆったりとした気分で落ち着きます。

和のデザインがあしらわれた窓から優し光が入りあたたかくやわらかい雰囲気で、一人でも気軽に入れるお店です。通路は狭いですが、カウンター下にカバンフックがあります。

同店は昔、店主の家族が経営する居酒屋でした。壁の棚にはキープされたボトルが並んでいたそうです。その名残もありつつ、昼はカレーうどん専門店、夜はベルギービールが飲めるBarとして現在営業しています。

他店との差別化や有馬に来られるお客様をイメージして、昼はがっつり系のカレーライスではなく、軽めなカレーうどんに注力したのだとか。

メニューは基本の「カレーうどん」の他、天ぷらやカツがトッピングされたものや大盛りうどん、追加できるトッピングなどがあります。

筆者は、口コミでも人気が高い店主おすすめの「海老天カレーうどん」を注文しました。

カレースープの良い香りと海老天を揚げるパチパチという音に脳が刺激され、どんどん食欲がわいてきます。

「海老天カレーうどん」1,150円（税込）

目の前に運ばれた「海老天カレーうどん」を見てびっくり！想像よりも大きな海老天で、器からはみ出ています。

お箸で持ち上げるとズシッと重いので、慎重に口元へ運び大口開けてひとかじり。お…美味しい！

カレーが染みた衣もサクサクで、カラっと軽い食感です。揚げたてアツアツでしたが、勢いで半分くらい一気に食べてしまいました。

ようやく麺へ。カレースープは少しスパイシーでコクがあり、若干さらっとしています。「こってり」とまではいかないいいとろみ具合。麺とスープの絡みが良く、つるつると食べられます。

麺を食べ終わった後は、残ったスープにご飯「銀シャリ　一口」を追加！

「銀シャリ　一口」150円（税込）

これがすごく計算されていて、残ったカレースープとご飯の量がぴったりなんです。

カレーうどん用に開発されたカレースープですがご飯にも合いますし、さらさらと喉を通ります。

店主オリジナルブレンドのスパイスで3日間煮込んだスープは、食べ終わった後も口の中がさらっとしていて余韻だけが残ります。翌日も思い出して、また食べたくなりました。

神戸電鉄「有馬温泉」駅から徒歩5分。有馬に散策へ行かれた時は立ち寄ってみてくださいね。