上品でなめらかなくちどけ♡100年続く老舗の味
そうめんの里から車で2分、老舗和菓子屋『大黒屋丹治』で大黒餅を実食 たつの市
たつの市の人気おでかけスポット『そうめんの里』のほど近くにある和菓子屋『大黒屋丹治』(たつの市)に、地元民から絶大な人気を誇る「大黒餅」があるという噂を聞きつけ取材に行ってきました。
『大黒屋』は100年を超える市内でも有名な老舗の店舗で、地元民なら誰もが1度は訪れたことのあると思います。新しい代に引き継がれ2013年にリニューアルオープンされた際に、開発者兼創業者の「丹治」さんの名前を冠した『大黒屋丹治』に生まれ変わりました。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
リニューアルを経て商品数は倍以上に。始め、商品を増やすことには「製造コストがかかり効率的ではない」と反対する声もあったそうですが、専務の喜多村さんは「わざわざ遠方から車でたつの市に来てくれたお客様に楽しんで欲しい」という信念のもと決断されたそうです。
こちらがそんな同店の看板商品である「大黒餅」。九州産の最高級もち米「ひよく米」で作った餅の中には、北海道産小豆を100%使用した自慢の餡子が入っています。甘すぎない味わいが特徴で、驚くべきはそのなめらかなくちどけ。丁寧に裏ごしされたこしあんは、やわらかな餅との相性が抜群でした。
やわらかな食感は当日までしかもたないので当日中に召し上がるのがbest。日により製造数は異なりますが、「大黒餅」は午前中に売り切れてしまうことも多いので、出来れば、午前中に来られることがお勧めです!
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
1月から3月までは「いちご」を使った期間限定商品も販売されています。こちらは新商品の「オムレット」。”ふわしゅわ~”と口の中で溶けてなくなる生地が絶品で、ミルキーな濃厚クリームにはバターの香りがプラスされています。クリームの下には濃厚なカスタードも♪
同店の定番であるフルーツ大福の「いちごさん」もいただきました。最初にいちごのフレッシュな果汁が口の中ではじけ、最後にあんの甘さが締めくくります。こちらもとろけるような口当たりで、口に入れたことを忘れるぐらい一瞬でなくなってしまいます。
こちらも春限定商品の「ショコラいちごさん」。餡子のまろやかさに、チョコレートのしっかりとした甘みとフレッシュないちごの果汁が絶妙なハーモニーを奏でる一品で、バレンタインのギフトにもオススメです。
春の和菓子の定番である「さくら餅」も紹介。封を開けると上品に薫る桜葉の香が印象的で、桜の葉と桜の塩漬けの塩味と餡子の甘さのバランスの良さが絶妙でした。
筆者はもともと桜餅など、粒が残っている和菓子があまり得意でなかったのですが、こちらの桜餅のバランスの取れた優しい味わいには感動しました。桜餅が苦手な方にも、是非試して頂きたい一品です。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
創業者の丹治さんの夢に出てきたことから生まれた「大黒餅」。その大黒餅は地元の人々に親しまれる、たつの市の「ふるさとの味」になっています。
- 場所
- 大黒屋丹治
(たつの市新宮町觜崎33 )
Google マップ - 掲載の商品のご案内
- 記事内で紹介した商品について
「いちごさん」「ショコラいちごさん」「オムレット(いちご)」など、いちごを使った商品の販売は1月~3月まで
販売期間の詳細はお店の公式サイトまたは公式Instagramをご確認ください - グルメサイトで見る