JR摂津本山駅から南へ徒歩6分、2号線沿いに旨辛和風スンドゥブ専門店『スンドゥブlab.タイガー』が10月にオープンしました。カウンターのみ8席のお店で、ふらりと気軽に立ち寄りやすい立地です。

店内に入るとまず食券を買って席に着くスタイル。具は鶏キムチ、豚キムチ、モツ、海鮮の4種、スープはベーシックの他、みそ、カレー、トマトチーズの4種で全16種類。どの組み合わせも魅力的で迷いますが、今回は鶏キムチ×気になっていたトマトチーズをオーダーしました。

ほどなくして専用のトッペギ鍋で煮込まれた熱々のスンドゥブが出てきました。湯気がもうもうと立ち、チーズがとろり。美味しそう～♡

やけどに気を付けながら、まずはスープを啜ってみると...最初に辛みが来た後トマトの酸味が、最後にまろやかな旨味が感じられます。

店長の竹中さん曰く、海鮮の香りや辛さが際立つ本場韓国のスンドゥブに比べて、かつおや片口鰯など、和風出汁の旨味が感じられるスープにしているので辛さが苦手な方にもおススメとのこと。

大きめにカットされた熱々の豆腐と具材やスープ、蕩けたチーズを一緒にハフハフといただきます。

加熱前のトマトチーズ 

豆腐は御影の創業60年の老舗「おかげ豆腐庵」の絹ごし豆腐をたっぷり半丁使っています。キャベツやしめじ、白菜、ニラと、野菜もたっぷり。トマトもペーストと生トマトの両方入っていて全体的にヘルシーなチゲのような印象です♪チーズはナチュラルチーズとパルメザンの2種類でコクを出しているそう。

付け合わせのチヂミは、なんと揚げチヂミ。カリっと軽い食べ心地です。瑞々しいもやしのナムルと韓国のり付き。

保温性の高いトッペギ鍋 底の方のスープもしっかり熱い

ご飯は灘区の「いづよね」からその時期に美味しいお米をお任せで仕入れています。おかわり自由なのでそのまま食べたりスンドゥブに投入したり、のりで食べたりと色々と楽しみます。

「追い麺」200円（税込）

食券機にあった「追い麺」というボタンが気になりすぎて、追加でお願いしました。具材をあらかた食べ終わった鍋を渡すと、麺を入れて煮込み、熱々のスンドゥブラーメンとして戻してくれます。

これまたやけどに気を付けながら少しずつ啜ると、ほそめの中太麺がスープを連れて口の中に一緒に入ってきます。最高です！中には最初から麺を一緒に入れてほしいという声もあるそうで、もしかしたら正式にメニューに加わる日も来るかも?!

今は、ベーシック以外にみそ味も男性を中心に人気だそう。カレーとの相性も気になるところ。具材もモツの種類や海鮮の内容が少しずつ変わったり、新たに具材が増えていく構想もあるそうなので、これはリピート必至かもしれません。

遅い冬がようやく本番を迎えるこの時期にぴったりな新店、是非気軽に立ち寄ってみて。