このイベントは終了しました。
季節の移ろいを感じる美しいグラデーション
神戸市立森林植物園の「森林もみじ散策」で秋の彩りを感じてきました
神戸の都心部から車で25分の場所にある『神戸市立森林植物園』(神戸市北区)で紅葉イベント「ー世界の森の紅葉めぐりー 森林もみじ散策」が始まったので、さっそく見に行ってきました。
訪れた日はお天気も良く、長袖Tシャツに薄い羽織がちょうどいいくらいの気温。園内にはいると秋色に変わったモミジバフウやセコイヤメスギの木がお出迎えしてくれました。
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「今日からサンタさんも登場です」と話すスタッフさんの言葉の通り、園内にはトナカイやソリを模した冬のオブジェも登場していました。
森林展示館や森のカフェ「ル・ピック」を抜けてあじさい坂へ。「紅葉はまだ先かな?」と感じる樹木が多い印象でしたが、坂を下ってもう少し先へ行くと、真っ赤に色づいている木がありました。
期間中の土日祝にはボランティアスタッフによる「森林もみじ散策会」が行われており、スタッフさんから「日が当たるところから、紅葉は始まります」と教えてもらいました。
園内いたるところにベンチやテーブルがあり、歩き疲れてもすぐ休憩できるのがいいですね。紅葉をのんびり眺めていると、野鳥の鳴き声や風に揺れて葉と葉がすれる音などに、五感が刺激されます。
森の売店「みちくさテラスパーチ」の前を通り長谷池へ。池の水面には緑と赤のグラデーションが映り込み、美しい光景が広がります。
池の向こう側はもみじ坂。もっと季節が進んで視界全体が赤く染まるころ、どれほど美しい景色になるのかと思うと、秋の深まりが待ち遠しいですね。
青葉トンネルは現在、紅葉色のライトアップになっています。時折、オーロラ、虹バージョンの光も現れて、幻想的な空間にうっとりします。
トンネルを抜けた先にある西門前は、オレンジや赤に染まったオオモミジ。これからもっと深い赤色に変わっていくのでしょうか。美しいグラデーションを背中にぐるっとあじさい坂へ戻り、もうひと踏ん張りしてシアトルの森へ。
そこには、オレンジ色に染まったモミジバフウ!圧巻の美しさでした。秋風に乗ってひらひらと舞い落ちる葉に、季節の深まりを感じます。
枯れ葉でうっすら紅葉色に染まる足元も、美しい秋色のグラデーションでした。
たくさん歩いた後は、ホッとひといき森のカフェ「ル・ピック」へ。
秋の限定メニュー「お芋と黒蜜の和風パフェ」をいただきました。黒豆やゴマが入った特製フレークの上にミルクソフトクリーム、鳴門金時芋あん、紫芋あん、ラスクをトッピングしています。たっぷり歩いてポカポカする体に染みわたり、疲れを吹き飛ばしてくれる美味しさでした。
他にも、弓削牧場で収穫した新米が食べられる「豚汁とごはんのセット 1,000円(税込)」があります(※土日祝、11時~15時)。
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11月3日からは紅葉のライトアップも(※土日祝のみ)。昼と夜で違う雰囲気を楽しめるので、イベント期間中、何度か訪れたいと思います。
詳細情報
- 開催期間
- 2023年10月28日(日)~12月3日(日)
※ライトアップは11月3日(金・祝)~12月3日(日)の土日祝のみ
※無休 - 住所
- 神戸市立森林植物園
(神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 平日 9:00~17:00
土日祝 9:00~19:30(※11月3日~12月3日)
※入園は閉園の30分前まで
※ライトアップは16:30~19:30 - 入園料
- 大人 300円、小人 150円
- 駐車場
- 普通車 500円、バス 2,000円
- 備考欄
- 森林もみじ散策会は当日申込が必要です
①10:30~、②13:30~
※人数制限あり(先着順)