株式会社こうべ未来都市機構が、神戸市の都市ブランド向上と人口誘引につなげるプロジェクト「リノベーション・神戸」の一環として進めてきた、ショッピングセンター『プレンティ西神中央』（神戸市西区）の大規模リニューアルが完成、10月19日にグランドオープンしました。

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リニューアルオープンを記念して行われたオープニングセレモニーでは、株式会社こうべ未来都市機構の代表取締役社長・山平晃嗣氏らによる挨拶が行われました。

山平晃嗣氏「地域の活性化や駅前大規模ショッピングセンターの魅力を再生させることなどを目指し、取り組んでまいりました。特に子育て世代や若い世代の皆様のニーズに合わせたサービスをいっそう充実させ、様々な世代の皆様が楽しく時間を過ごして頂ける未来志向のショッピングセンターに生まれ変わったものと自負しております。」

リニューアルの主な概要として、一番館に約450席フードコートの新設、キッズスペースの大幅な拡充、起業家や販路開拓を目指す企業を支援するスペース「フーレ・デ・プレンティ」の設置を挙げました。

二番館では様々なジャンルの飲食店や物販、サービス業やワーキングスペースを新設。「地域のお客様にご来場いただき、何度も足を運んでいただくことが今回のリニューアルの真価を発揮させていくもの。多くのお客様にご愛顧いただきたい」と抱負を述べました。

続いて登壇した今西正男副市長は「プレンティには新たにデジタルコンテンツを用いたキッズスペースが新設されています。今年5月に新たにオープンした「こべっこあそびひろば」と併せ、子育て世代の方々により積極的に、より満足してご利用いただける施設になると思います。これまで以上に街全体の活性化につながるのでは」と話しました。

また、「神戸芸術工科大学」（神戸市西区）と連携したアートプロジェクトによる作品「未知の遺跡」の除幕式が行われ、芸術工学部アート・クラフト学科の戸矢崎満雄教授、株式会社こうべ未来都市機構・山平氏が作品を披露しました。

「未知の遺跡」

西神中央駅近くの「神戸市埋葬文化センター」では、地域で発掘された多くの出土品が見られることから、アート・クラフト学科の学生たちが「出土品」をテーマとしたオブジェを作成。

学生たちが3Dプリンターで作成した「出土品」たちはどこかかわいらしくユーモアあふれる姿をしています。

除幕式に駆け付けたアート・クラフト学科の学生たちと戸矢崎教授

戸矢崎教授は「学生たちにはそれぞれが思う古墳や遺跡を作ってもらいました。400年前に出土したはにわなどを見て「これはなんだろう？」と思うのと同じように見て楽しんで頂きたいです」と語りました。

同施設のオープンを記念し10月21日に行われるオープニングイベントでは、神戸出身のモデル・貴島明日香さんが登場、プレンティのグランドオープンを華々しく飾ります。