島の食材と上質フレンチを身近に楽しむ”レストロ”
淡路島『Restro le 5 mai(レストロ ル・サンクメ)』のランチコースは味もボリュームも秀逸でした 淡路市
淡路市志筑、中橋筋の真ん中辺りにある「田井」交差点の目の前に、淡路島の厳選食材を使ったフレンチのお店『Restro le 5 mai(レストロ ル・サンクメ)』があります。
ヨーロッパ調のバルコニーに、アーチ窓やコリント式の柱頭。洋館のディティールにグレーの壁を組み合わせた外観は、レトロモダンな雰囲気が漂います。
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華やかなピンクの天井とシャンデリアが目を引く、アンティーク調のインテリア。記念日やパーティーにも、気さくなランチにも、色々なシーンに楽しく過ごせそうな心地よい空間です。
ランチは、本日の前菜、魚または肉のメイン、自家製パン、コーヒーまたは紅茶がセットになった「Menu B」と、メインを魚も肉も楽しめて、スープやデザートも付いた「Menu C」の2種類。今回はシンプルな「Menu B」をオーダーしました。
前菜は「ボウゼのエスカベッシュ&鳴門鯛のコロッケ」をセレクト。たっぷり野菜の彩りに心が躍る一皿です。食材は、無農薬・自然栽培をされている地元の農家さんから直接仕入れているのだそう。
「ボウゼのエスカベッシュ」は、程よい酸味が魚の甘みを引き立て箸が進みます。さらに、ローストした香草パン粉に、たっぷりと脂の乗ったお魚のカマの部位など、お客様に提供しにくい部分を使った「鳴門鯛のコロッケ」。外側はサクサク中はしっとりしていて、香りも旨みもぎゅっと詰まった贅沢な一品です。
メインは「鳴門鯛のポワレ」。大きな鳴門鯛が2切れも!フレンチのコース料理の印象を覆すようなボリュームは、同店のこだわりでもあるのだそう。
ふっくらと食べ応えのある鯛に、エスプーマされたふわふわのキノコのクリームソースを絡めていただきます。干しシイタケを使っているというソースは、雑味のなさと豊潤な香りが記憶に刻まれるような至福の味わい。もっちり食感の自家製パンにつけていただくと、それだけでもご馳走でした。
カラフルな野菜も丁寧に手が加えられていて、付け合わせというよりそれぞれが主役級の美味しさ。じゃがいものニョッキは、さつまいもかと思うほどの甘みともちふわの食感が絶品でした。
一皿一皿がアートのように美しい同店のお料理。ロイヤルコペンハーゲンやWEDGWOODなどのヨーロッパ製のお皿を使用し、目にも楽しくリッチな気分で食事を楽しむことができます。
パンもアイスも全部自家製で、どれをとってもここでしか味わえないと感じさせる逸品揃い。ホテルアナガ料理長やフランスでの経験を経た谷直樹シェフの、美味しいものをさらに美味しくする技巧が凝らされています。
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特別な日のレストランにも、日々に寄り添うビストロにもなる”レストロ”。お腹いっぱいになるボリュームや、入っているものを全部教えてくれるシェフの気さくさなど、気取らず街に溶け込む同店でなら、上質なフレンチの特別感を肩の力を抜いて楽しめます。
- 場所
- Restro Le 5 Mai (レストロ ル・サンクメ)
(淡路市志筑1386-2 )
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