クラフトビール専門店『KOGANE』を経営するコガネブリュワリー株式会社（姫路市）は、自社でのビール醸造を10月11日より開始。醸造したビールは今年の11月中に販売を予定しています。

左から醸造責任者の飯田さん、代表取締役の梶原さん、醸造担当の佐竹さん

世界遺産登録30周年となる姫路城で盛り上がりを見せる姫路ですが、姫路駅と姫路城を結ぶ大手前通りは十分に事業活用されておらず、通過するだけの動線となっています。

そこで、日常的にこの空間を使う事業者を増やしていくことを目的に、2022年6月にクラウドファンディングで「ビール作りを通して『姫路大手前通り』を世界一楽しく過ごせる場所にしていきたい！」プロジェクトを立ち上げ、1,248万円の支援が集まったそう。

資金調達後、醸造所の立ち上げを進めるも、海外情勢やコロナの影響で予定より遅れましたが、このたび、醸造開始に漕ぎ着けました。

自社醸造では、姫路市の周辺地域から調達した水・ホップ・大麦・酵母を使用し、地元の食材を活かしたクラフトビールを製造。また、企業や団体向けの受託醸造も開始するそうです。

＜クラフトビール専門店「KOGANE」について＞

姫路駅から姫路城につながるメインストリートである「大手前通り」を盛り上げるために。2022年2月にオープンしたクラフトビール専門店。

大手前通りにある同店は、いろんな人の人生が交差し、誰かの人生をキラッと光らせながら、 次の 400 年以上先の未来を育てていく場所として、まちに暮らす人や訪れる人を、はりまの恵みを詰め込んだビールがつなぐことを目指しています。