ボリューム満点!地元民に愛される絶品うどん
和田岬の『立ち食いうどん 味沢』で絶品ぼっかけうどんを堪能 神戸市
店にある「ぼっかけ」と書かれた大きな看板を見て、ずっと気になっていた記者。周辺の人から「知る人ぞ知る名店」として長きに渡って愛されてきたお店だったことを知り、さっそく取材に行ってきました。県内のぼっかけラバーたち、必見ですよ!
場所は地下鉄海岸線「和田岬」駅出口1、2番から出発し、歩いて2分ほど。横断歩道を渡った「三菱重工神戸造船所」の向かいに位置しています。
朝5時半から営業していて、店内は立ち食いスペースのみ。壁に地元紙が貼られラジオが流れる様子からは、この店が長い間、多くの人にとって「何気ない日常」を過ごす大切な場所であったことが感じられます。
元々は近くの居酒屋の一角でうどんを販売していたそうですが、その人気の高さから独立した店を構えることに。40年以上の歴史の中で「ぼっかけうどん」が看板商品となったそう。
店を切り盛りする澤田さん。父の代から受け継がれたという「ぼっかけ」は、うどんの出汁に負けない濃くて辛めの味付けが特徴。国産牛すじの中でも身の多いものを使用し、食べ応えにこだわっているんだとか。炊く時間や味付けなどは少しずつ改良され、今に至ります。
今回はそんな歴史ある看板メニューをいただきました。具材はねぎと牛すじのみというシンプルさですが、牛すじの量に驚き!やわらかめのうどんと、甘辛い牛すじが癖になります。食べ応えは抜群なのですがさっぱりとした味わいで、これは毎日食べても飽きない!
ぼっかけを使ったものはうどんのほかにも、そばや中華麺などといったメニューも。中華麺もいただきましたが、つるつるとした細い麺も牛すじによく合い、こちらもおいしかったです。
お客さんの多くは周辺で勤務しているサラリーマンだそうで、正午ごろにはいつも行列ができるのだとか。「限られたお昼休みに来てくれた人を待たせたくない」という思いから、提供スピードにもこだわっているとのこと。さっとおいしく食べられるのは、午後からの活力になりますね。
取材時にも「和田岬の人においしいと聞いて来たんです」と話すサラリーマンの姿が印象的だった同店。長年愛されてきたソウルフードの味わいを、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?
詳細情報
- 場所
- 立ち食いうどん 味沢
(神戸市兵庫区和田宮通5丁目1-11)
GoogleMapsで探す - 時間
- 平日 5:30~17:00
土曜日、祝日 5:30~13:00 - 定休日
- 日曜日