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この秋は日本酒造りの聖地「灘五郷」を体験しよう
神戸ハーバーランドで「灘の下り酒物語 From KOBE」開催
10月29日に神戸ハーバーランドの高浜岸壁(神戸市中央区)で「灘の下り酒物語 From KOBE」が開催されます。11時から16時まで、参加無料。
同イベントには、「日本酒造り」をテーマに、これまでの灘五郷の酒造りの歴史に触れながら「灘の酒」を楽しめる企画が多数用意されています。
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江戸時代後期、六甲山からの自然の恵みを活かした技術革新により、現代の酒造りの礎を築いた灘五郷。その品質の良さから、当時、関西から送られた産物は「下りもの」として好まれ、なかでも樽廻船で神戸から江戸へ運ばれ、「下り酒」と呼ばれた日本酒は江戸で人気を博したのだとか。
当日12時から行われる「現代版 樽廻船 出発式」では、江戸時代に神戸から江戸まで酒樽を積んで運んだ樽廻船を現代に再現。当時と同じ風の力で東京までお酒を運びます。
同時に「大八車(だいはちぐるま)のパフォーマンス」として現代版樽廻船の出発にあたり、江戸時代の荷物の輸送の様子を再現。馬(日本固有種・天然記念物)が曳く大八車で日本酒を運びこみ、出発式の後には馬車や馬のえさやり体験も(別途要料金)。
14時半からは、この日の為に練習を重ねたという、灘五郷酒蔵有志による「酒造り唄」の合唱が披露されます。
11時から16時までを通しては、各社のお酒を楽しめる「灘の酒 有料試飲会」(チケット5枚綴り・500円)や、全国で3社しか現存しない菰樽(こもだる)を作る会社「株式会社 岸本吉二商店」による、絵付け体験(有料)や、菰巻実演を体験できるワークショップも実施されます。
なお、天候状況等により、各体験イベントは中止になる場合もあるそうです。
<記者のひとこと>
酒を運ぶ専用の船である「樽廻船」の存在は、いかに灘のお酒が貴重で人気が高かったことを知らしめています。江戸まで当時は何日かかったのか、今回の出帆ではどうなるのかなどと思いを馳せながら、とりあえずは灘のお酒を楽しみたいです。
詳細情報
- 開催日時
- 2023年10月29日(日)
- 開催場所
- 神戸ハーバーランド・高浜岸壁
(神戸市中央区東川崎町1‐6)
GoogleMapsで探す - 時間
- 11:00~16:00
- 料金
- ・試飲チケット 500円(5枚綴り)※食ブースはキャッシュオン
・馬車体験 500円/1人 ※6歳未満は保護者と同乗
・えさやり体験 100円/1回 - 問い合わせ
- 「灘の下り酒物語」イベント事務局
TEL 080-2526-6212(平日 10:00~17:00)