旬の食材をふんだんに使った南イタリアの料理
魚住にある「LA BARCHETTA(ラ・バルケッタ)」で野菜たっぷのランチをいただいてきました 明石市
「LA BARCHETTA(ラ・バルケッタ)」は、山陽電車の山陽魚住駅から徒歩8分、国道250号線(明姫幹線)沿いにあるイタリアン。約20年前からこの地にあって、地域の方々に愛されている老舗です。
店名はイタリア語で「小舟」という意味で、海が近いということもあり、旬の魚介や、近郊の農家から直接届いた新鮮な野菜などを堪能することができます。
イタリアの中でもブーツ型の国土のかかとの部分、プーリア州の料理がメインのお店です。小麦やオリーブ、トマトやワイン用のぶどうが作られている農業が盛んな地域で、料理に使われる食材も野菜が中心。シンプルな味付けが特徴なんだそう。
この日は、プーリア州の料理を存分に味わえる「ファームランチ(野菜のランチ)」をいただきました。
まずは前菜。バターナッツかぼちゃのポタージュ、いちじくのバルサミコ酢ソース、さつまいものキャラメリゼなど9品。見た目も鮮やかで、どれも手が込んでいるんです。
「カプレーゼ」はムース状にしたモッツアレラチーズにトマトのピューレがかかっています。ムースになっているので、それぞれが一体になった味をしっかり堪能できます。チーズがフレッシュで爽やかなので、トマトの酸味もまろやかに♪
「米ナスのトマト包み」。焼き茄子にトマトとルッコラが包まれています。ナスは厚めでしっかりと歯ごたえがあり、香ばしい風味がトマトともよく合います。
パスタはお肉を使った日替わりメニューからも選ぶことができますが、せっかくなので野菜がメインのものをチョイス。この日は「キノコとフレッシュトマト」でした。
キノコは、舞茸、しめじ、しいたけ、マッシュルームの4種類。キノコの旨味がしっかりとしみ出ていて、トマトの甘みを感じられるソースです。油分は少なくあっさりとしていました。
デザートは、「洋ナシのチョコレートケーキ」。しっかりとしているのに、口の中に入れるとほどけて、洋ナシの甘みとチョコレートの香りが口の中に広がります。
ボリューム満点なのに、野菜が中心なので罪悪感無くいただける、幸せなランチセットでした♪
こちらでは薪窯で焼いたピッツアも絶品なんです。
「赤い月」という意味のピッツア「ルーナロッサ」。
お月様の形をしていて、半分はマルゲリータ、折りたたまれている部分はカルツォーネというピッツアで、同時に2種類の味を楽しむことができます。
プーリア州の名物お菓子「スポルカムス」のテイクアウトも人気。パイ生地の中にはたっぷりのカスタードクリームが♪
この秋からはアフターヌンティーも始めるそう。
実は、5年前に一度閉店を決めたという同店。お客さんたちの強い要望があり、お店を続けることにしたんだとか。毎月お料理教室を開催されていたり、ライブも行われおり、オーナーの山本啓子さんは「自分たちも、いろんな形でお店を楽しんでやっていけたら」と話していました。
詳細情報
- 場所
- LA BARCHETTA(ラ・バルケッタ)
(明石市魚住町住吉2-1-28)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- ランチ 11:30~15:00(Lo14:30)
ディナー 17:00~22:00(Lo21:30) - 定休日
- 月曜(祝日営業 翌日休)
- TEL
- 078-946-8088