南インドのカレースタイル「ミールス」を体験!
金剛山の『Sean curry(ショーンカリー)』で本格南インドカレーを食べてきました たつの市
たつの市揖保川町金剛山に本格的な南インドのカレーが食べれるお店があると聞いて、取材に行ってきました。
そのお店は『Sean curry』。JR竜野駅から車で約7分の場所にあります。ナビが示すまま、民家が密集するエリアを進んでいくと一軒の住宅に到着。一軒家を改装したという店舗は、友達の家に遊びにきたような感覚です。
店内はインド調の音楽をBGMに、カフェのような明るい雰囲気で居心地が良いです。
店主は初海外でインドを訪れ、文化や歴史、食に魅了され、各地を巡る中で南インドに滞在した際、地元の人々との交流を通じて、この地域のカレーに出会ったとのこと。
帰国後はカレー作りに取り組み、会社員と週2回の間借りカレー店の2足の草鞋を6年間続けたそうです。確実にファンを増やす中、2022年10月にお店をオープンされました。
週替わりのカレー「3種盛り」は味比べができるともあり一番人気。野菜の副菜は炒め物や和物が5種類。アチャールやポリヤルといった南インド料理における一般的な副菜も。ミールス(南インド地方で食べられる定食)スタイルで提供しています。
店主に食べ方を伺うと「カレーをパレットに見立てて、好きな色(味)を作ってほしい」とのこと。副菜も飽きることがないよう全て異なる味付けをしているので、カレーとのユニークな組み合わせを見つけることが楽しい!
どれをどう混ぜても美味しくなるので、味変に冒険できるのも食事の仕方として魅力的。現地では手で混ぜて食べるそうで、味わいがより感覚的なものになるとのこと。今度チャレンジしてみたいです。
ご飯はインドのお米のみだとパサつきやすいので、日本米を混ぜることでとても馴染みやすい口当たりの良さでした。ダルカレー(豆のカレー)を掛けてあるのも現地仕様なのだとか。
さらに、パパドといわれる豆煎餅を割ってご飯に混ぜると、食感と香ばしさに変化があって面白い。
南インドの調理法をベースとして、味付けに和風を取り入れてみたりと、ちょっとした遊び心もスパイスになっています。食材には地産地消にもこだわっており、季節ものや仕入れによってメニューも変わるとのこと。
「さらにアップデートするため、また近々インドに行きたい!」と笑顔で話す店主の姿が印象的でした。隠れ家的カレー屋さん一度訪れてみる価値ありです♪
詳細情報
- 場所
- sean curry
(たつの市揖保川町金剛山526-2)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30〜15:00
18:00〜20:00(金曜日のみ) - 定休日
- 日曜日、月曜日、火曜日