四季折々の小鉢が9種も入った贅沢ランチを堪能
阪急武庫之荘駅近くの和食店『酒菜 おり地』で「酒菜 玉手箱」を食べてきました 尼崎市
今年の9月に阪急武庫之荘駅の近くにオープンした和食店『酒菜 おり地』(尼崎市)に取材へ行ってきました。
お店は駅から南へ歩いて約3分ほどの場所にあります。高級料亭のような佇まいの外観に、これからいただく料理に対する期待がグッと高まりました。
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![一枚板のカウンター席](/img/articles/44500-44599/44582/img654328832e9dc_xl.jpg)
店内は広々とした空間で、テーブル席が5つとカウンター席が6席用意されており、一枚板にこだわったカウンターテーブルは、丸太の素材感が活かされていておしゃれでした。お客さんにゆったりした時間を過ごしてほしいという思いから、通路の幅も広めにとっているそうです。
店主の織地さんは、料理人歴は20年以上のベテランで13年間ほど武庫之荘にある海鮮系の和食店で経験を積まれ、管理職を進められたのを機に独立を決意。現場でお客さんの声を聞き料理を作り続けたいとの思いから、季節の厳選食材を使用した和食店を始められました。
ランチコースのラインナップは全部で3種類。今回は四季折々の9種の料理とサラダ、ご飯、香の物、赤出汁が付いた「酒菜 玉手箱」を注文しました。
運ばれてきたのは、玉手箱という名にふさわしい上品な木箱。はやる気持ちを抑えつつ、ゆっくり開けてみると…。
![「玉手箱」※仕入れによって内容は異なります](/img/articles/44500-44599/44582/img65432705636c8_xl.jpg)
料理と対面した瞬間、思わず「うわぁ~豪華!!」と感嘆の声をあげてしまいました(笑)。盛り付けの一つひとつが美しく、どれから手をつけようか悩んでしまいます。9種類とも全ておいしかったのですが、中でも筆者が特に唸った3品を抜粋して紹介します。
今が旬の「戻りガツオの塩タタキ」は、身が分厚く一口では入らないほどの大きさ。食べてみると、脂が乗っていてカツオのうま味が口いっぱい広がります。今まで筆者が食べてきたカツオは少し生臭さを感じることが多かったのですが、これはそういうことが一切なく鮮度の良いものだと実感しました。
「合鴨の低温調理」は、しっとりとした柔らかな食感で噛めば噛むほど鴨の味を楽しむことができます。筆者は鴨が好きで今までたくさん食べてきましたが、ここまで鴨本来の肉の味をしっかり感じられたのは初めてです。
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自家製タルタルソースがかかった「メカジキのフライ」は、細かいパン粉を使用し衣はサックサクで魚の身はふっくらしています。自家製のタルタルソースは卵と玉ねぎが入っており、酸味と甘みのバランスが絶妙!このソースだけでも食欲が増しご飯を完食してしまいました(笑)。
1品1品の量も十分で筆者のお腹は満腹です。年配の方で以前量が多かったとおっしゃるお客さんには、2回目以降量を減らして提供するなどお客さんへの配慮も欠かさずされています。
お客さんが「玉手箱」を開けた時の喜ぶ声を聞くのが店主のやりがいだそうで、今後さらに料理の内容や演出に力を入れていきたいとおっしゃっていました。さらに夜は、手の込んだ1品料理の数々がいただけるそうなので、そちらも要チェックですね。
詳細情報
- 店舗
- 酒菜 おり地
(尼崎市南武庫之荘1-17-26エクセレント武庫之荘102号)
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- 11:30~14:00(L.O.13:30)
17:00~22:30(L.O.21:30) - 定休日
- 水曜日
- TEL
- 06-7632-5257