北野の街を巡ってジャズの魅力を体感してきました♡
神戸北野で開催「第40回 神戸ジャズストリート」イベントレポ
神戸で日本初のジャズライブが行われてから今年でちょうど100周年!そんな節目の年を大いに盛り上げるべく、神戸では街を上げて様々なジャズイベントが開催されています。
そんな100年に一度の “ジャズのお祭り” を筆者も満喫するために、三宮・北野エリアで開催された「第40回 神戸ジャズストリート」に参加してきました。
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イベントが開催されたのは10月7日、8日の2日間。サンキタ広場でのパレードを皮切りに、9つの会場で93ステージが繰り広げられました。筆者は2日目に参加し、4会場を巡ることに。
最初に訪れたのは、かつてキャバレーとして栄えた『クラブ 月世界』。
昭和の匂いが色濃く残ったレトロな空間が広がっており、青春時代をジャズとともに過ごしたシニア世代のお客さんが多く見受けられました。
12時からのステージに登場したのは、日本では数少ないジプシージャズバンド『モンデュー』。
1930年代のおしゃれなフランスの香りが漂う、ロマンティックで情熱的な演奏に思わずうっとり♪
エモエモな時間を満喫した筆者が次に向かったのは、中学・高校生バンドが多数出演する『神戸女子大学教育センター』。
13時に始まった『甲南高等学校・中学校ブラスアンサンブル』のステージを鑑賞しました。
大人数のアンサンブルならではの音の迫力と若々しくエネルギーにあふれた演奏は、学生の彼らにしか出せない魅力だと思います♪
「グレン・ミラー・イン・コンサート」や「オレンジ・シャーベット」など、誰もが一度は耳にしたことのある選曲で、ジャズ初心者の筆者もノリノリで楽しむことができました(笑)。
続いて訪れたのは、トアロードの坂を上った先にある『神戸倶楽部』。
14時からのステージには、御年94歳を迎える大御所クラリネット奏者・北村英治さんが登場!
日本ジャズの生ける伝説が舞台に立つとあって、立ち見のお客さんが多数現れるほどの盛況ぶりを見せていました。
レジェンドプレーヤーの演奏を堪能した後、筆者が最後に訪れたのは、神戸の老舗ジャズライブ&レストラン『SONE(ソネ)』。
トランペッターの唐口一之さんをはじめとする一流プレーヤーが集結し、スペシャルなステージを披露しました。
耳の肥えたジャズファンたちが老若男女を問わず集まり、店内は満員御礼状態。
関西ジャズシーンを代表するシンガー・新井雅代さんとのコラボレーションに興奮したファンも多いはず。
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今回のイベントについて実行委員会の田中 千秋委員長は「40回目を迎えた今年は『見える化』をテーマに、フリーステージや学生チケットの販売など、若い世代にジャズの魅力を伝えることを意識しました」とコメント。
また実行委員の中西 幸宏さんは「普段耳にする機会が多いからこそ意識しづらいジャズの良さを、演奏を “実際に見る” ことで体感してもらいたいです」と話します。来年の開催が今からすでに待ち遠しい♪
詳細情報
- 開催日
- 2023年10月7日(土)、8日(日)
- 会場
- 三宮・北野町・トアロード界隈
ホテル北野プラザ六甲荘、神戸バプテスト教会、インドクラブ、ジャズライブ&レストラン ソネ、神戸倶楽部、北野工房のまち、神戸女子大学教育センター、クラブ月世界
※パレードはサンキタ広場出発 - 時間
- 各会場 12:00~17:00
パレード 11:00〜 - チケット
- 1日券 4,600円(前売 4,100円)
両日券 8,700円(前売 7,700円)
学生割引券 1,000円(中学生・高校生・大学生 ※当日会場の本部でのみ販売)
小学生以下は無料 - 問い合わせ
- 神戸ジャズストリート実行委員会
TEL 080-3864-2011
神戸市民文化振興財団
TEL 078-351-3597(平日 8:45~17:30)