葡萄色の可愛い暖簾が印象的なイタリア料理店『Italian おお町商店』（神戸市灘区）は、かつて須磨にあった人気店『RYORIYA AO』が移転リニューアルしたお店です。

鮮やかなピンクとブドウのイラストが目印

阪急王子公園駅から歩いて約3分の場所にあり、山手幹線沿いにお店を構えています。

照明がやや落とされていて落ち着いた雰囲気です

陽の光が差し込む店内は、コンクリートと木の温もりが調和したお洒落で心地よい空間です。

厨房と席の距離が近くて、高級店のような空間

店主の大町さんは「気軽に利用してもらえる雰囲気を」という想いを込めて、1人で切り盛りできる今のお店を始めたのだそう。

過去に星付きレストランでも腕を振るわれていた経歴の持ち主ですが、「簡単で美味しいのが一番」という信念のもと、素材の味わいを活かした季節を感じられる料理を提供されています。

気になるランチメニュー

ランチは「パスタランチ」「クスクスグリーンカレーランチ」「ビストロランチ」「スペシャルランチ」の4種類をラインナップ。カフェやデザートは必要に応じて追加することができるので、その日の気分に合わせてカスタマイズしましょう♪

「パスタランチ」1,100円（税込）自家製パンのバターは季節ごとに変わります

まずはパスタランチをいただきます。この日のパスタは白いミートソース。てっきりトマトソースの赤をイメージしていたので意表を突かれました～（笑）。食べてみると鳥ミンチとクリーミーなソースとの相性が抜群です。

野菜は神戸市西区のものを大町さんが自ら足を運んで仕入れているそう。新鮮で鮮度のもちも良いらしく、特にサラダは旬の野菜のおいしさを存分に堪能することができました！

「ビストロランチ」1,980円（税込）※＋1,200円でメインを「和牛ホホ肉赤ワイン煮込み」or「仔羊ロースト」に変更可

ビストロランチはメイン料理を「和牛ホホ肉赤ワイン煮込み」にアップグレード（＋1,200円）することに。

肉調理に定評がある大町さんの「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」は、丹波の黒豆の丸焼きが添えられた豪快かつ迫力あるプレートで登場。部位ごとに仕入れ先を変えているというお肉はナイフがすっと入る柔らかさで、濃厚なソースと肉の味わいが絶品でした♡

ふわとろエッグ

前菜盛り合わせ

前菜盛り合わせは様々な種類の料理を少しずつ楽しめます。無添加で雑味のない旨みが感じられる自家製ロースハムやパテドカンパーニュ、季節の野菜を使ったケークサレやキッシュなど、大町さんの繊細な技術が感じられる料理の数々を心ゆくまで堪能することができ、思わず笑みがこぼれました。

常連さんのサインもお引越し。”アレ”を叶えた投手のサインもありました

料理の腕があろうとも、堅苦しくて敷居の高い雰囲気は好きじゃない。「美味しくて楽しい方がいいでしょ！」と言い切る大町さんのもとには多くの人が集います。美味しいものを食べさせてくれる信頼や、その信頼を裏切らない安心感が感じられるので、一度訪れるとファンになる人が多いのも納得です。

そろそろジビエ（鹿、猪etc）も始まるそうなので、お肉好きやワイン好きの方はぜひ一度足を運んでみてくださいね♪