明石市の人気観光スポット・魚の棚商店街の一角にある『ぎょうざのじんべえ 明石店』に行ってきました。

大阪発の餃子・から揚げ専門店「ぎょうざのじんべえ」のフランチャイズ1号店として、2020年10月にオープンしたお店です。

明石駅からの所要時間は約5分。商店街のアーケードに入ったらメイン通りを駅を背に左へ進んで、白地に墨文字でデカデカと店名の書かれた看板を探してください。

店内はレトロな中華料理店を思わせる内装で、朱色が美しい4人がけのテーブルが6席用意されています。

「じんべえランチ」1,000円（税込）

最初にいただいたのは、同店の二大看板メニューである餃子とから揚げが一度に楽しめる「じんべえランチ」。ご飯とピリ辛メンマ、ザーサイ、卵スープが付いたボリューム満点の人気セットです。

子ども向けの「お子様ランチ」500円（税込）が用意されているのもポイント高し

ちなみにランチは「シングルランチ」や「炒飯ランチ」など7種類から選べます。お得に昼飲みが楽しめる「千べろセット」（平日限定）があるのも嬉しい。

まずは餃子を熱々のうちにいただくことに。ほれぼれするような焼き目の美しさから、店主の技術の高さがうかがえます。

タレは酢醤油、味噌ダレ、酢胡椒などお好みで。ちなみに味噌ダレは江戸時代創業の老舗『こうじや 京作』の麹味噌を使った明石店のオリジナル。まろやかなコクと甘さが肉の旨みを引き立てる味わいをぜひ一度お試しあれ♪

ほどよく小ぶりなので一口で食べやすいのもGOOD

パリパリ、もっちりとした皮の中に包まれた餡には柔らかな肉質が自慢の「くまもと火の国豚」を100％使用。たっぷり入ったキャベツのシャキシャキ感とほのかな甘みと合わさり、ジューシーな味わいが口の中いっぱいに広がります。

もう一つの名物であるから揚げも熱いうちに実食！カリカリの衣はスパイスが効いていて、フライドチキンのような食べ心地でした。肉汁あふれるモモ肉は肉厚で食べ応えも十分です。

同店の魅力は餃子とから揚げだけにあらず。単品メニューも豊富に取りそろえており、中でも商店街のお店で仕入れた食材を使ったメニューは明石店でしか食べられません。

「たこ出汁餃子」495円（税込）

今回はそんな明石店限定メニューの中から「たこ出汁餃子」を試食させてもらいました。

たこの旨みが溶け込んだ特製スープに浮かぶ餃子の中には特製のたこ餡がたっぷり！口の中で餡がトロリと溶け出し、噛むほどにタコのエキスがじゅわりと広がります。

スープにはふわふわ玉子も入っており、さながら明石焼きを再構成したようなメニューでした。

「ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」や「東経135度兵庫ドライジン」を使った明石店限定のハイボールもぜひお試しください。

駅からのアクセスもよく、アーケード内なので雨が降っても問題なし。もしも筆者が近所に住んでいたら、おそらく月に2～3度は通ってしまうと思います（笑）。

地元の方はもちろん、明石へ遊びに出かける人にも、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店でした。