『六甲高山植物園』（神戸市灘区）で9月30日より、企画展「原種シクラメンとダイヤモンドリリー展」が開催されます。11月23日まで。

同展は園芸植物として親しまれている「シクラメン」の原種と、ダイヤモンドリリーと呼ばれる「ネリネ」を特集するもの。鉢植えおよそ100点が展示されるほか、花の苗の販売などが行われる予定です。

期間中、同園のショップ『アルピコラ』では園内で採れた木の実やアジサイのドライフラワーなど、秋の素材を使った 「森の手づくりリース体験」を実施。道具や材料は全て園で用意されるため、手ぶらで気軽に参加できるのが◎。世界でたった1つのリースづくりを楽しむことができます。

また、現在六甲山周辺の施設では現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyond」が行われていますが、同園ではこの関連イベントとして「ひかりの森～夜の芸術散歩～」を開催。9月23日から11月23日までの土日祝限定で、展示されているアート作品と共に園内の木々もライトアップされ、幻想的な夜の園内を楽しむことができるんだとか。

また「カエデ」や「ツツジ」の仲間など、定番の紅葉木のほか「シロモジ」や「コアジサイ」、高山植物の「チングルマ」など、ライトアップされた木々は10月中旬から11月中旬にかけて赤や黄に色づき、よりいっそう秋らしい風景が広がるとのこと。担当者は「秋の花、木の実、紅葉と六甲高山植物園の秋を存分に満喫してください」と呼びかけています。