全国的にも有数の歴史と伝統のあるイベント「第95回明石公園 菊花展覧会」が今年も開催されます。期間は10月21日から11月12日まで。入場無料。

菊は明石の市花でもあり、毎年秋に行われる同イベントは同市の秋を彩る代表的な催しとして知られています。期間中は、明石駅コンコースや、駅前、公園正面入口から中央園路に、趣向を凝らした大菊、懸崖菊、福助菊、菊の盆栽など約1,500鉢による約300作品が展示されます。

また11月5日からは、パピオスあかし2階「あかし市民広場」にて「大菊切花展」も同時開催。大菊切花のほかにも福助鉢個別やダルマ鉢などが展示されており、その豊かな彩りを堪能できそうです。

主催者は「100年近い歴史を誇る同イベントは、1926（大正15）年にスタートしました。明石公園が旧御料地であったことから、皇室の紋章「菊」にちなんで開催されたのがその始まりだと言います。開催時間は平日10時から16時、土日祝日は9時から17時となっており、菊小屋には夜間ネットが張られますが、意匠花壇（菊アート）などは終日鑑賞することができます」とコメントしています。