本場の調味料を使用、ビリリと辛い汁無しタンタン麺
板宿にオープンした『酒と小料理 あやせ』で本格四川担々麺を味わいました 神戸市
板宿駅の近くに今年8月、本格担々麺が食べられるお店がオープンしたと聞いてさっそく出かけました。『酒と小料理あやせ』(神戸市須磨区)は、夜は小料理屋さん、ランチ限定で担々麺が食べられるそう。「本格汁無しタンタン麺」、なんて素敵な響きなんでしょう!
“小料理屋さん”という雰囲気にぴったりの上品な店構え。少し緊張しながら暖簾をくぐります。
カウンター席に加えて、手前と奥にはテーブル席も。一人でも、家族や友人と訪れても気兼ねなく過ごせそうです。
ランチタイムにいただけるのは「担々麺」。一番おすすめ&人気という「汁無しタンタン麺」をいただきました。
立体的な盛り付けが美しい〜!温められた器に心遣いを感じます。よくかき混ぜていただきます。
口に入れると、胡麻の濃厚な風味とともに感じる酸味。追ってくる山椒の豊かな香り。そしてビリビリと心地よい刺激がやってきます。これぞ担々麺!と嬉しくなる辛さです。
調整されているので「激辛」ということはありませんが、しっかり辛めです。苦手な人は辛味抜きにもできるそうですので注文時に伝えてくださいね。
複雑で本格的な味わいの秘密は「芽葉(ヤーサイ)」。四川料理には欠かせない食材だそうです。独特の酸味の正体は、玉葱の酢漬け。濃厚な担々麺の中でこの酸味は爽やかで印象的です。
「お客様の声を聴きながら改良を加えて今の味ができあがりました」と話す、店長の張さん。例えば、麻椒(四川青山椒)は日本人に馴染みがなく痺れが強すぎるので、花椒油とブレンドし、香りのみを引き立てるように工夫したのだとか。
途中で「黒酢」(無料)を加えて“味変”したり、「温泉たまご」を追加するのもおすすめ。まろやかな温泉たまごが加わると、食感も変わって一気に優しい味になります。
同店は、六甲道にある本場四川、広東料理の有名店『アムアムホウ』の松本シェフがプロデュースしたお店。
浅草の有名店で食べた担々麺の味が忘れられず、独立する時は「担々麺屋をやりたい」と心に決めていた張さんの熱意に松本シェフが全面的に協力。“本場四川の味”をたくさんの人に知ってもらいたいという、熱い思いが詰まっています。
本格担々麺が須磨区で食べられるのは嬉しいです♪担々麺が食べられるのはランチタイムのみですのでご注意くださいね。
詳細情報
- 場所
- 酒と小料理 あやせ
(神戸市須磨区前池町3-2-2)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- ランチ :11:00~15:00
ディナー:17:00~L.O.21:00 - 定休日
- 不定休
- TEL
- 090-4569-5518