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多彩なやきものが生まれた兵庫県各地の魅力を感じて
兵庫県立歴史博物館「ひょうご五国のやきもの」姫路市
兵庫県立歴史博物館(姫路市)で9月23日より、開館40周年記念企画展「ひょうご五国のやきもの」が開催されます。11月26日まで。
ひょうご五国(摂津、播磨、但馬、丹波、淡路)の各地では古くから様々な陶磁器が焼かれ、その作品や技の一部は現在まで受け継がれてきました。同展では、同館のコレクションを中心にしたやきものを地域ごとに展示します。
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【第1部 播磨】
江戸時代に姫路藩の藩窯(はんよう)で生産された磁器・東山焼(とうざんやき)など、江戸時代後半から明治期にかけての播磨の陶磁器を紹介。
【第2部 但馬】
但馬の小京都・出石(いずし)で生産される出石焼。現在は細工を施した磁器がよく知られていますが、今回は江戸時代後期から生産された染付の日用品を中心に展示します。
【第3部 丹波】
平安時代末頃に東海地方の常滑焼(とこなめやき)などの技術を導入して成立し、現在も受け継がれる丹波焼。その最古の窯から出土した陶片から丹波焼誕生の姿に迫ります。
【第4部 摂津・丹波】
江戸時代後期に、京焼の名工欽古堂亀祐(きんこどうかめすけ)の指導を受けて生産された、三田の三田焼(さんだやき)と、篠山の王地山焼(おうじやまやき)の磁器を紹介。
【第5部 淡路】
淡路島南部の庄屋職の家に生まれた賀集珉平(かしゅうみんぺい)が、京でやきもの作りを学び、また京から名工・尾形周平(おがたしゅうへい)を招いて開いた珉平焼(みんぺいやき)について紹介します。
<記者のひとこと>
期間中には「丹波焼の魅力」「東山焼の歴史と魅力」をテーマにした講演会も行われ、より詳しく知ることができそうですね。9月30日と11月26日には担当学芸員が展覧会のみどころを案内してくれる「展覧会みどころガイド」も!
詳細情報
- 期間
- 2023年9月23日(土)〜11月26日(日)
- 場所
- 兵庫県立歴史博物館 特別展示室
(姫路市本町68)
GoogleMapsで探す - 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日
※ただし10月9日(月・祝)は開館、10月10日(火)は休館 - TEL
- 079-288-9011