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六甲山上にひと足早く秋の到来!今年も青い花が開花
六甲高山植物園で絶滅危惧種の「ヒゴタイ」が見ごろ 神戸市
六甲高山植物園(神戸市灘区)では、絶滅危惧種の「ヒゴタイ」が開花。現在、園内では見頃を迎え、8月下旬頃まで楽しめます。
「ヒゴタイ」はキク科の多年草で、高さは約1メートル。鮮やかなブルーの色合いと、てまり型の花が特徴です。トゲのようなものは一つ一つが小さな花で、たくさんの花が集まって一つの球体を作っています。
かつてはよく見られたこの花も、生育場所である草地の減少により現在では数が減り、環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類されるほど希少なのだとか。
草原のお花畑のエリアで、黄色のオミナエシと一緒になって咲く様子からは秋の到来を感じ、爽やかな風に揺れる涼し気な姿は、晩夏の暑さを忘れさせてくれるほどです。
六甲高山植物園では、牧野富太郎の特別展示である【六甲山ボタニカルフェア】六甲高山植物園開園90周年特別企画「牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~」は会期終了しましたが、代表作「大日本植物志」の展示は、引き続き11月23日まで延長されます。
<記者のひとこと>
晩夏を告げる花「ヒコダイ」は九州と本州の一部でしか見られない希少な植物だそう。まんまるの愛らしい形と美しい色合いに魅了されそうですね。
詳細情報
- 開園期間
- ~2023年11月23日(木・祝)
- 場所
- 六甲高山植物園
(神戸市灘区六甲山町北六甲山4512-150)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 10:00~17:00(16:30受付終了)
- 入園料
- 大人(中学生以上)900円
小人(4歳~小学生)450円 - 駐車場
- 1,000円
- 問い合わせ
- 六甲高山植物園
078-891-1247
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