8月10日、神戸市役所で行われた「神戸市スポーツ特別賞」の贈呈式にフィギュアスケート女子シングルの坂本花織選手が登場。久元喜造神戸市長らから表彰されました。

「神戸市スポーツ特別賞」とは、国際競技大会に日本代表選手として参加し、優秀な成績を収めた者または団体、各種競技大会で日本記録を更新した者または団体、全日本選手権大会及びこれに準ずる大会において特に優秀な成績を収めた者または団体に対して市長が表彰するもの。

坂本選手は今年3月に埼玉県で行われた「ISU世界フィギュアスケート選手権大会2023」において優勝した功績を認められ、2022年以来2回目の表彰となりました。

1階のロビーで市役所の職員らから迎えられた坂本選手は、花束を手にとびっきりの「かおちゃんスマイル」。

その後、久元神戸市長や坊恭寿神戸市会議員らから表彰された坂本選手。今週末から開催される「げんさんサマーカップ」では、「初めて自分がやりたい！と思った曲」だと語るジェフリー・バトル氏振付の新しいSP（ショートプログラム）『Baby, God Bless You』を初披露する予定だそう。

新シーズンの意気込みについて問われると「目標は全日本と世界選手権の3連覇。去年、世界選手権で2連覇はできたんですが、内容は悔しい思いのほうが強かったので、その悔しい気持ちが継続しているというか。今年はシーズンのスタートから良くしようという気持ちがあって、今は前向きに試合に取り組めているので、今週末からしっかり試合を積んでシーズンの最後にはもっともっと良いプログラムで良い成績を収められるようにしたいと思います」と語りました。

また、神戸市の皆さんへ「この賞をいただけたのも光栄ですし、神戸市民として神戸で世界と戦えるというのも皆さんの支えがあったおかげだと思います。これからも色んな方々の力にもなれるよう、自分自身が成長していけるように精一杯頑張っていきたいと思います」とコメント。

子ども達へのメッセージを求められると「子どもの間はやりたいことを精一杯やってほしい。親の許す範囲で（笑）思いっきりやりたいことをやってほしいと思ってます！」と答えてくれました。

同席していた兵庫県スケート連盟副会長、国際スケート連盟名誉委員の平松純子氏（写真右側）、公益財団法人日本スケート連盟フィギュア強化副部長・ナショナルコーチ・評議員の小林芳子氏（写真左側）と3ショットでの撮影。小林氏は坂本選手について「坂本選手がいるとチームが本当に明るくなる。なくてはならない存在だと思っています」と語っていました。