街のリカーショップやスーパーでも当たり前のように並ぶようになったクラフトビール。つい手に取ってしまうポップなデザインの缶やボトル、ビールが苦手な人でも飲みやすい味わいということもあってその人気は高まるばかりです。

今や日本国内のクラフトビール醸造所は約800ヶ所、兵庫県内だけでも20ヶ所を超えるブリュワリー（醸造所）があるのだそう。

駅からブラブラ歩いて8分のところにあります

そして、昨年ついに西宮発のクラフトビール醸造所「Heal Soul Brewery」が誕生！

1階のブリュワリーでは2023年8月から醸造がスタート、2階の併設タップバーではできたてのクラフトビールが味わえると聞いて訪ねてきました。

店内はスタッフの人たちと楽しく話せるカウンター席やじっくりビールと向き合える窓際席、グループでわいわい楽しめるテーブル席もあります。

タップ（樽生ビール）は全部で5種類。オリジナルビールが3種類と他の醸造所のビールタップが2種類です。少しお高めなイメージのクラフトビールですが、地元の人たちに楽しんでもらいたいという思いから、良心的な価格設定になっています。

「メキシコ風プルドポーク」600円（税込）。このままでも十分美味しいけれど「トルティーヤチップス」300円（税込）に乗せて食べるとさらにビールが止まらないのだそう

ビールをより美味しく飲めるおつまみも手を抜きません。一番最初にメニュー入りが決まった「メキシコ風プルドポーク」は、豚肩ロース肉の塊をホロホロになるまで火を通し、細かくほぐしてから肉汁と独自配合のスパイスを混ぜ合わせます。

スパイスが効いたお肉はしっとりジューシー、ビールに合わないわけがありませんね。

「KUROINO（スタウト）」S600円、M700円、L920円（税込）※写真はMサイズ

合わせた黒ビール「KUROINO（スタウト）」は、チョコやコーヒーを連想させるフレーバー。思ったよりスッキリと飲みやすく、この季節にぴったりの一杯です。

「ツナとクリームチーズのリエット（バゲット４P付）」600円（税込）
「SEA CLOUDS（ペールエール）」S600円、M700円、L920円（税込）※写真はMサイズ

「ツナとクリームチーズのリエット」は、女性に人気の一品。添えられたバゲットはビールの製造時に出た“麦芽粕”を再利用して店内で焼き上げられた環境にもやさしいパン。

ロースト→粉にしてから再利用される麦芽粕は食物繊維とタンパク質を豊富に含むスーパーフードなんだとか

口に入れると、サクッと軽い食感はツナのオイルやクリーミーなチーズにぴったり。爽やかな香りでどんな料理にも合う「SEA CLOUDS（ペールエール）」との相性は抜群です。

今後は季節を感じるフレーバーや夏にゴクゴク飲める味わい、新たな素材にも積極的にチャレンジしてひらめきやアイデアを大切に進化するビール作りを続けていきたいとのこと。早く飲みたいですね。期待してます！