6時間かけて作るローストビーフ丼とケーキが自慢
阪急六甲駅近くにある『樹珈琲店』で看板メニューの和牛のローストビーフ丼を食べてきました 神戸市
「食事から食後のデザートまで完結できるお店を作りたい」という店主の想いが形になった『樹珈琲店』(神戸市灘区)は、六甲界隈の喫茶店の中でも一線を画した食事メニューが自慢のお店。今回はそんな同店の看板メニューである和牛の「ローストビーフ丼」を取材してきました。
阪急六甲駅から北へ2分ほど歩いた場所に2022年5月にオープンした同店。建物のエントランスの薄暗さに戸惑いますが、勇気を出して中2階へ突き進んでください(笑)。
居住区に入っていくようでそわそわしますが、看板に赤い扉が見えたらもう安心です♪

中に入ると外の様子とはまるで違う空間が広がります。明るくて温かみのある店内は1歩足を踏み入れただけでも居心地の良さが感じ取れるほどです。
オープン当初は前のお店の内装のままだったそうですが、壁の色を白に変えたりと今では店主の好きが詰まった空間に仕上がったのだそう。
店主の武田さん好みのインテリアはシンプルですが、センスがキラリと光るゆったりとくつろげる雰囲気です♪

今回いただく和牛のローストビーフ丼。ご飯が見えないほどローストビーフが敷き詰められていて、看板メニューというのも納得のビジュアルです♡
圧巻のお肉は80グラムも使用され、珈琲店のメニューとは思えないレベルに興奮が抑えられません(笑)。
6時間かけて作るというローストビーフはとっても柔らかくジューシーで、噛むと肉の旨味が舌に駆け巡ります!料理を担当しているのはご主人で料理人歴30年以上のシェフ。低温調理をしてから表面を焦がす程度に焼いて仕上げているそうです。
卵黄をつぶして絡めればまろやかさやコクもプラスされまた絶品です。
ご飯にはダイス状の茹でた玉ねぎ、大葉、すりごまが入っていて香りや食感のアクセントも抜群!バランスが秀逸で無言で食べ進めてしまいました(笑)。
もしお店に入る時間がない人はローストビーフサンドもおすすめ。テイクアウトが可能なので同じローストビーフが味わえますよ。

店主自家製のバスクチーズケーキもブレンドコーヒーと一緒にいただきます。食器にはイタリア製の「リチャードジノリ」。ここにも店主の好きが垣間見えます。
一般的なバスクチーズケーキはとろりとした食感が特徴ですが、同店のバスクチーズケーキは少し固めで筆者もお気に入りの食感♪添えられている炭の岩塩と合わせると甘じょっぱい味がクセになる、コーヒーとの相性も抜群な組み合わせです。
ランチは完売しないよう準備はしているそうですが、噂を聞きつけお客さまも増えてきたのだそう。忙しくなるのは13時前後とのことなので、オープン直後を狙って訪れてみてください。
詳細情報
- 店舗
- 樹珈琲店
(神戸市灘区山田町3-2-6 六甲リッチライフ)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00〜17:00(L.O.16:00)
- 定休日
- 木曜日
- 電話番号
- 078-891-4779