仔育てをするスミレと赤ちゃんの微笑ましい姿は必見
神戸市立王子動物園でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました 神戸市
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)で、6月23日にカリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれました。
長野市城山動物園からきた父親「カイト」(12歳)と スペインから来た母親「スミレ」(10歳)を親に持つ男の子で、誕生から約2ヶ月が経過しましたが、母子ともに健康で、順調に成長しているそう。現在、園内アシカ池では、微笑ましい仔育ての様子や愛くるしい姿を見ることができます。
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赤ちゃんの誕生により、カリフォルニアアシカの家族が増えて、同園の現在の飼育頭数は合計6頭(オス2頭、メス4頭)に。赤ちゃんの名前は、8~9月頃に、動物園が決めた候補の中から来園者の投票によって決定する予定だそうです。
「生まれた赤ちゃんがこれからも健康に育つように尽力していきます」と担当者は話しています。
<カリフォルニアアシカについて>
食肉目アシカ科。北アメリカ西海岸沿岸に生息。かつては乱獲等により野生下の生息数は減少したが、現在は推定18万頭と増加傾向にある(国際自然保護連合より)。水中で泳ぎまわり、地上では前脚と後脚で体を支えて歩く。主に魚類を食べる。繁殖期は5~8月で、一夫多妻のハーレム(群れ)を形成する。妊娠期間は約1年で、1産1仔。国内の飼育状況は45園館で197頭(オス:89頭、メス108頭)。※2022年12月31日現在。
<記者のひとこと>
ちょうど1年前の6月にもカイトとスミレの間にはメスの赤ちゃんが生まれていましたが、今度は待望の男の子。産み分け上手で何よりですね。
詳細情報
- 場所
- 神戸市立王子動物園
(神戸市灘区王子町3-1)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 3月~10月 9:00~17:00(最終入園 16:30)
11月~2月 9:00~16:30(最終入園 16:00) - 休園日
- 水曜日
- 料金
- 大人(高校生以上)600円
中学生以下、県在住の65歳以上、障がい者 無料