実はおばんざい屋のカレーが本格的で旨いんです!
元町のごはんとお酒『ひとひら』で隠れ人気の「キーマカレー」を食べてきました 神戸市
生田新道と鯉川筋が交わるあたりに佇む、ごはんとお酒「ひとひら」(神戸市中央区)。おばんざいをメインに提供する同店ですが“実はカレーも旨い!”と聞いて行ってきました。
2010年にオープンし、今年で13年目を迎えました。幼い頃から母の作る料理がおいしく、自然と料理が好きになったと語る、店主・野口さんを中心に家族で営んでいます。
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平日のみ提供しているランチは「週替わり焼魚」や「洋食」、好きなものが選べる「おばんざい」、そして辛ささまざまな「カレー」がスタンバイ。定食メニューは、ご飯のおかわり無料のサービスも。
今回は、辛さ控えめの「キーマカレー」をチョイス。おばんざい1品やサラダも付いて850円というリーズナブルさが魅力的です。
さらに、ゆで玉子 or 生の卵黄のどちらか好きなほうがカレーに添えられます。
とろ~りたまごを絡めて口に運ぶと、筆者が想像していた味とどこか違う!キーマカレー=(イコール)牛+豚のひき肉だと勝手に思い込んでいましたが、同店のカレーは鶏ひき肉を使用。このあっさり風味がやみつきになり、食べる手が止まりません。
少量の油で炒めた肉のゴロゴロ食感と、とろとろになるまで煮込んだ淡路の玉ねぎの甘みが広がります。素材の味を邪魔しない程度に、コリアンダー・クミンなどの基本的なスパイスや、ほんのりにんにくを使っているそうですが、言われないと分からないさりげなさ。
この本格的なおいしさの秘密が気になり話を聞いてみました。店主のご主人は、数年前まで元町で、カレー屋「ダイニング・オカノ」を13年間経営し、かつては北野の老舗インド料理店「デリー」で修行したこともあるのだそう。
和食のエッセンスも取り入れて、このシンプルだけど奥深い味わいのカレーにだどり着きました。
本日のおばんざいは「牛肉のプルコギ炒め」がお目見え。夏野菜と牛肉を甘辛いタレで炒め、カレーにトッピングしてもGOOD!
おばんざいは、こちらのホワイトボードから好きなものを注文時に選択してくださいね。野菜系を中心に、肉や魚の一品など、ラインナップは毎日変わります。
夜は身体にやさしい定食メニューのほか、おばんざい、中央市場から仕入れた旬の魚を用意。1年中食べられる小鍋は「鶏の水炊き」「もつ鍋」「豚カレー鍋」などがそろい、すべて1人前から注文できるのがうれしい。
店主は「特に夜は常連さんが多くにぎやかな雰囲気かもしれませんが、カウンターもありますので、初めてのおひとりさまのご来店も大歓迎です」とメッセージ。
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何人かで訪れても、魚・肉・野菜・カレーとジャンルが豊富なので、それぞれが快く好きなものを頼めそう。手間を惜しまず、お客さんを飽きさせない工夫がひしひしと伝わってきました。
詳細情報
- 店舗
- ごはんとお酒 ひとひら
(神戸市中央区下山手通4-10-25 1F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 平日11:30~14:00(L.O.13:30)、17:30~22:00(L.O.21:00)
土曜17:30~22:00(L.O.21:00) - 定休日
- 日曜
※8月14日(月)はお盆休み - TEL
- 078-391-7009