台湾旅を思い出す!職人さんが作る本物の味
板宿にある『南湾 nanwan 台湾料理』で本場の台湾料理を味わってきました 神戸市
本格的なアジア料理が食べたくて、検索の結果見つけた『南湾 nanwan 台湾料理』。板宿駅から徒歩約5分の場所に、今年5月にオープンしたまだ新しいお店です。訪れてみると“想像以上に台湾”を感じられるお店でした。
台湾出身のオーナー李さんと本場を知る職人さんたちで営む同店。「日本の台湾料理店の多くは漢方の味を強く効かせていますが、台湾で日常的に食べられている料理にはそんなに漢方を使いません」と李さん。現地そのままの味を味わってほしいと、台湾料理店のオープンを決めたそうです。
台湾っぽさを感じられる店内は、気軽に入れる雰囲気です。メニューも、「魯肉飯(ルーローハン)」や「鶏肉飯(ジーローハン)」、「炸醤麺(ジャージャーメン)」、「胡椒餅(フージャウビン)」など、台湾の屋台で食べられるようなカジュアルなものがほとんどです。
まずは看板メニューの「魯肉飯(ルーローハン)」をいただきました。
トロトロの甘辛い豚バラ肉は、「濃厚です」と聞いていたとおり、しっかり濃いめの味つけです。「魯肉飯」というと八角の味が強いイメージがありましたが、クセのある味はなし。独特のスパイスの味が苦手な人にも食べやすいと思います。
食べ進めると、白胡椒のピリッとした感じもあり、甘辛さと相まってご飯の進む味です。台湾から来た旅行者もわざわざ食べに来るという、本場お墨付きの「魯肉飯」なのです。
台湾を旅行したことのある人なら、こちらも必ずといっていいほど目にしたのではないでしょうか?「胡椒餅(フージャウビン)」「こしょうもち」ともよばれていますよね。
丁寧に生地から作るため数量限定。サクサクのパイ生地に、黒胡椒とネギの効いた粗挽きミンチがたっぷりと入っています。お肉が粗挽きなのでジューシー!ガツンと胡椒を感じる「胡椒餅」は、本場台湾を思い起こさせてくれる一品です。
もうひとつのお目当て、「ふわふわ台湾マンゴーかき氷」。Instagramで見た時から、絶対食べたい!と思っていました。
たっぷりのマンゴーと芋園、それにミルク風味のふわっふわ氷!そう、台湾のかき氷の特徴は、雪のようにふわふわなこと。口に入れるとふわっと溶けて、たくさん食べてもキーンとしにくいのです。
アップルマンゴーはとろりと甘く、ほんのりお芋の味がする芋圓はしっかりと歯応えがあります。それぞれの異なる食感も楽しめて、これは何度でも食べたくなります!発売するやいなや、大人気となったそうですよ。
「地元のみなさんにいろんなメニューを楽しんでもらいたい」ということから、量、値段ともに抑えめにしているとのこと。李さんもスタッフの皆さんもとても親切なので、初めて見るメニューや分からないことはぜひ、声をかけて聞いてみてくださいね。
台湾に行ったことがある人も行きたい人も、きっと本場を感じることのできるお店ですよ。
詳細情報
- 場所
- 南湾 nanwan 台湾料理
(神戸市須磨区菊池町1-3-13)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- ランチ 11:00~15:00(L.O.14:45)
ディナー 17:00~21:00(L.O.20:30) - 定休日
- 月曜日、火曜日
※変更の場合は公式Instagramでお知らせあり