神戸駅から徒歩5分ほど。近年盛り上がりを見せる西元町エリアに今年7月にオープンしたビストロカフェ『sabotage（サボタージュ）』に行ってきました！

口コミやSNSで人気が広がり、神戸の食通の間でも話題の同店。店主の植田さんは10代のころにコーヒーに惚れ込み飲食の道を志し、それ以来フランス料理店や鉄板バルなど様々なジャンルの飲食店で腕を磨いたのだとか。

レトロな雰囲気のビルの1階にある店舗は、シックで落ち着く雰囲気。テーブル席とカウンター席があり、シーンに合わせて楽しむことができます

sabotageではフレンチや魚料理、コーヒーやスイーツなど、今まで植田さんが培ってきた様々な要素を体感できるそう。特にボリュームたっぷりの本格ビストロランチが近隣で働く女性たちから人気が高いのだとか。

今回は先月から始まったディナーメニューをいただきました！ディナーは多彩なメニューからアラカルトで注文可能（お任せコースは1名 4,000円～）。この日は植田さんおすすめの2皿をオーダーしました。

「ウフマヨ ナッツバター添えカンパーニュ」660円（税込）

最初に提供された一皿は、自家製マヨネーズを牛乳とガーリックが濃厚なソースを添えたウフマヨと無添加のピーナッツバター、ブーランジェリーレコルトのカンパーニュが一皿に。オープンサンドのように一度にいただくのがおすすめ。シンプルながらもそれぞれの素材の味が調和しています！

「シャルキュトリー盛り合わせ」写真は2～3人前 1,500円～（税込）

「シャルキュトリー盛り合わせ」には以前働いていた神戸の人気ビストロで腕を磨いた店主自慢の自家製シャルキュトリーがずらり。無添加にこだわり、いずれも店内でおひとりで作られているというのだから驚きです。

鴨ミンチと鶏白レバーで奥深い味わいを表現した濃厚なパテ。その豊かな香りとなめらかな舌触りに一口でワインがぐんぐん進みます！

ナイフを入れると肉汁が溢れ出す大きなソーセージは、ぷりっとした食感と噛みしめるたびに広がる肉の旨味が特徴的。

脂と旨味のバランスが良いデンマーク産の豚肉を使用したジューシーなポルケッタ、サクラのチップで燻製したとろける味わいのベーコン…いずれも素材の味を存分に感じられるおいしさはまさにスター揃い！

店主が厳選したナチュラルワインは赤、白、ロゼ、スパークリングなど、その数約30種類。果実味を感じられるすっきりとした味わいのイタリアの白ワインは爽やかな香りが濃厚なお肉の旨味と好相性です。

「オリーブオイル入りパウンドケーキ」660円（税込）「分量をしっかり守って作る点がシャルキュトリーとデザート作りは似ていて、どちらも作るのが楽しいですね」という植村さん。

どの時間帯にも注文可能なデザートは3種類。この日いただいたパウンドケーキはオリーブオイルを使用したしっとりとしたケーキに、なめらかな生クリームと酸味が爽やかなアメリカンチェリーがアクセント。甘すぎないのでお食事の後にもぺろりといただけました。

まだまだ気になるメニューが盛りだくさん。今度は人気のランチをいただきに訪問しようと心に決めた筆者です！

こだわりの自家製シャルキュトリーをはじめ、様々なメニューを味わえるディナーは金・土曜日に営業。また、別の曜日にも営業していることもあるので、詳しくはお店のInstagramでチェックしてみて。