ウクライナでの戦争をきっかけに、24人の絵本作家が平和への祈りをこめて共作した絵本『ちきゅうパスポート』（BL出版）の原画展が神戸市立三宮図書館にて開催中。8月6日まで、入場無料。

「ちきゅうパスポート」は、戦争やパンデミックで閉塞感のある日常で、国境を越えて子どもたちに希望を伝えたいという思いから絵本作家たちによって企画し作られたもの。原画の展示により、絵の持つ力や希望を感じるともに、各作家の絵本の展示等も楽しめます。

ジャバラ型の構成で、日本をはじめ6か国・24名の絵本作家が1見開きずつ「想像の国」を描いており、パスポートには「わたしたち地球のえほん作家は、このパスポートの持ち主である子どもが、地球を自由に移動できるようにし、必要な場合にはいつでも手をさしのべて子どもを守ってくれるよう、すべての関係者にお願いします」と記されています。

1階の販売スペースでは『ちきゅうパスポート』（1,980円・税込）の販売（協力：KIITO）も行われ、収益の一部は、ウクライナの子どもたちの支援のために寄付されます。