お箸でいただける本格フランス料理が堪能できる
『Chez Nishimura(シェ ニシムラ)』で極上フレンチをいただいてきました 尼崎市
JR立花駅から南へ歩いて5分、住宅街の中に隠れ家的なフランス料理店『Chez Nishimura(シェ ニシムラ)』へ行ってきました。フランス国旗の看板が目印ですね。
店主の西村さんは、有名ホテルで料理長をされていた経験をお持ちでシェフ歴は30年以上。コロナ禍をきっかけに地元の尼崎に戻って同店をオープンされました。
店内はアットホームな雰囲気で、テーブル席とカウンター席があります。お客さんの食べている顔が見たいという思いから、カウンター席を多めに作られたそうです。
たくさんのメニューがあって迷いますが、今回は「桃と生ハム、クリームチーズのサラダ仕立て」、「夏野菜のアスピックと天使の海老」、「鴨もも肉のココナッツロースト」の3点をいただくことに。同店は季節のものを使用したメニューが豊富で、訪れるたび旬のものを使ったフランス料理をいただけます。
最初にいただいたのは「桃と生ハム、クリームチーズのサラダ仕立て」。筆者は生ハムが大好物で今まで、メロンや柿と合わせたものは食べたことがありますが、桃と食べるのは初めてなのでどんな味わいになるのかドキドキワクワクでした。
食べた瞬間、完熟でジューシーな桃と塩っ気のあるスペイン産の生ハム、クリーミーなクリームチーズの甘さが合わさって幸せな気持ちに♡こんな最高な組み合わせがあったなんて、もっと早く知りたかったと嘆く筆者(笑)。
次にいただいたのは「夏野菜のアスピックと天使の海老」。真ん中にナス、パプリカ、ズッキーニなどの夏野菜のラタトゥイユをゼリーで固めたものと、周りにはさっと色が変わる程度に湯引きした海老が盛り付けられています。芸術作品のような料理に、思わずため息が出てしまいます。
暑い季節にはゼリー状のラタトゥイユがなんとも涼しげで、野菜一つ一つに味が染みこんでいて濃厚。
天使の海老は、ほぼ生の状態で身はプリプリとしていて海老の甘みを強く感じます。
最後にメインとなる「鴨もも肉のココナッツロースト」をいただきます。筆者は鴨も好きでよく食べるのですが、ココナッツとの組み合わせはまた珍しい一品。
ローストされた鴨にココナッツパウダーやコリアンダーなどの香辛料がかけられていて、食べるとココナッツのトロピカルな香りが口いっぱいに広がり相性は抜群。鴨の骨からとったお出汁のソースは深みがあり、付け合わせのナスやトウガラシもパクパク食べ進めてしまいます。
お店をやっていて「今は楽しさしかない」とおっしゃる西村さん。制限などがなく自分の自由な発想でメニュー作りができると生き生きした表情で語ってくださいました。アットホームな店内で西村さんのこだわりがつまった本格フランス料理を楽しんでください。
詳細情報
- 店舗
- Chez Nishimura(シェ ニシムラ)
(尼崎市七松町2-16-3)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 15:00~21:00(ランチは予約制)
(フード L.O.20:00)(ドリンク L.O.20:30) - 定休日
- 水曜日(不定休あり)
- TEL
- 080-8437-1380