地元アーティストが参加!土地の歴史を伝えるアート
元町高架下に「モトコーミュージアム」がオープン 神戸市中央区
JR元町駅と神戸駅を結ぶ元町高架通商店街、通称「モトコー」(神戸市中央区)に9月7日、地元アーティスト・クリエイターによる「モトコーミュージアム」がオープン!
戦後、市民の生活に必要なものをいち早く取り揃え、日々の暮らしを豊かにしたモトコー。そんなモトコー6区画の一部をミュージアムに見立て、当時を伝える建物の中でアート作品を展示します。
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ミュージアムディレクターに加古川市出身のアーティスト岡本亮さんを迎え、そのほか岡本さんと交流のあるアーティストやモトコー周辺にゆかりがあるクリエイターが多数参加します。高架下にあるもの、かつてあったものをオマージュした作品など、土地の歴史、記憶からインスパイアされた作品が並ぶそうです。
<ミュージアムディレクター・岡本亮さんコメント>
通常であれば、元の建物を壊し、新たな建物をたててからミュージアムをつくりますが、モトコーミュージアムは、歴史ある建物をそのまま活用し、過去の素材に手を加え新しいミュージアムをつくります。 このこと自体がすごくあたらしい。歴史ある神戸モトコーで実装できることが、スクラップアンドビルドでここまで来た日本社会に大きな影響を与えるのではないかと思います。アートはもちろん、地域や土地柄、関わる人々のこれからを感じていただきたいです。
<記者のひとこと>
戦前からの歴史を持つ元町高架下がミュージアムとしてどのように変身するのか。土地の歴史、記憶からインスパイアされた作品を見ながらモトコーの歴史を振り返り、そしてこれからについても考えられる場所となればいいですね。
詳細情報
- オープン
- 2023年9月7日(木)
- 場所
- モトコーミュージアム
(神戸市中央区元町高架通3-261)
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