開催を今か今かと楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか？大人も子供もワクワクすること間違いなし！7月15日より『兵庫津ミュージアム ひょうごはじまり館』（神戸市兵庫区）で開催中の「みんなで遊ぼう！ひょうごレゴ®展」に行ってきました！

記者が伺ったのは、開催に先立って行われた内覧会。開会式には地元の保育園に通う園児のほか、関係者たちが集まりました。

今回の展示は3つのテーマ「知る！」「見る！」「遊ぶ！」に分けられて展開されます。出迎えてくれた作品の可愛さに、ワクワクしてしまいます！

1つ目のコーナーは「知る！」展示。レゴ®グループの歴史を作品と共に学ぶことができます。

デンマーク語の「よく遊べ（＝Leg Godt）」という言葉からくる「レゴ®」ですが、なんとラテン語では「私は組み立てる」という意味を持つんだとか！

デンマークで生まれたレゴ®グループ。その始まりはなんとブロックではなく、木製のおもちゃでした。その後、さまざまな歴史を経て今のレゴ®ブロックが誕生。

ブロックはその時代に人気を博した映画などを反映しているもののほか、大人が組み立てて楽しめるものまで。こちらの盆栽はブロックとは思えないほど、緻密で美しいですよね！

こちらのピアノは実際に音も出る仕組みなんだそう

ズラリと並ぶ多種多様な作品たちを見て、年齢を問わずに楽しめるのがレゴ®ブロックの魅力であることを再確認しました。

2つ目のコーナーは「見る！」展示。こちらには、レゴ®ブロックのビルダーによって手掛けられた逸品が並びます。レゴ®グループに認定されたビルダーは世界に21人しかおらず、日本にはたった1人しかいません。そのたった1人が、明石市出身の三井淳平さん。

「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」その立体感に驚き。

会場では三井さんが製作した作品の数々がズラリ。どうやって組み立てているのか、どれほどの時間がかかったのか…。いろいろお話を聞いてみたくなりました。

期間中には三井さんによるワークショップや講演会も開催されるので、奥深いレゴ®の世界を聞ける貴重なチャンスになりそうです（事前申込制。ワークショップの受付はすでに終了しています）。

大阪城。城の細かい内部まで作られている様子が分かります

会場にはほかにもレゴ®ブロックを使った様々な作品が。そのどれもが見ごたえ抜群で、私の知っている小さなレゴ®ブロックからこんな作品ができるのか…と思わず見入ってしまいました。

全長3メートルのクイーンエリザベス。灘校レゴ®同好会の生徒によって製作されました

会場ではこれらの作品が実際に製作している様子が放映されているので、それを見て楽しむのもよさそうです。

色んな作品を見て、制作意欲が高まってきた人もいるのでは？3つ目のコーナーはいよいよ「遊ぶ！」ゾーン。普段ライブラリーとして使われている場所では、実際にレゴ®ブロックを使って遊ぶことができるんです！

制作した作品を持ち帰ることはできませんが、1階にあるスペースで実際に展示されるんだとか！自分の作品が展示されるなんて、なんだか夢が広がりますよね…！

姫路城

このスペースには兵庫五国の魅力を表す様々な作品を展示。

神戸の街並み

自分が見覚えのある地元の観光地や特産品がレゴ®ブロックで表現されている様子を見ると、なんだか誇らしい気持ちになってきます。

大人も子供も、レゴ®をさらに身近に感じられる展示の数々。今年はレゴ®でワクワクした夏を過ごしてみては？