長年に渡りタカラジェンヌたちに愛され続けている「イチゴジュース」があるのはご存知でしょうか？今回はそんなタカラジェンヌ御用達の「イチゴジュース」を飲みに提供している『ポピー』に行ってきました。

お店の場所は宝塚大劇場の正面入り口のすぐ前で、花のみち沿いにあります。

店内に入ると壁にはタカラジェンヌのサイン入りのポスターがたくさん貼られていました。実際に来店することも多いそうです。

創業して40年になる同店のイチゴジュースはタカラジェンヌへの差し入れとして特に有名で"飲んだことのないタカラジェンヌはいないのでは"と言われるほど。筆者も元タカラジェンヌがTVで"思い出の味"としてこのイチゴジュースの話しているのを見たことがあります。

注文が入ってから作られるイチゴジュース。特徴としては氷の代わりに凍らせたイチゴを使用するところ。しかも1杯あたりなんと100gも使用し、そこに牛乳と少しだけ砂糖を加えて作られます。そうすることで冷たくて濃厚な味のジュースが出来上がるのだそう。

店主が子どもの頃は宝塚にはあちこちにイチゴの路地栽培の畑がある一大産地だったそうで、家の冷蔵庫にいつも凍らせたイチゴが入っていたという体験がこの作り方のきっかけになったのだとか。

出来上がったイチゴジュースはシェイクのような感じで、飲んでみるとかなり濃厚で甘酸っぱくて美味しい！自然な甘さでイチゴそのものの味がしっかりします。イチゴがふんだんに使われているので粒もたくさん入っています。

フローズンのように頭がキーンとなるようなこともなくゴクゴク飲めて体を心地よく冷やしてしてくれるので公演中のタカラジェンヌへの差し入れとして喜ばれて人気なのも納得です。

「イチゴジュース」700円（税込）

カップは水滴がつかないように発泡剤で巻かれていて、さらにビニールに入れて販売してくれます。こんな心遣いは嬉しいですよね。取材に行った日はとても気持ちの良い天気だったので、テイクアウトして花のみちを散歩しながら飲みました。

同店ではイチゴジュースのほかに「パインジュース」と「メロンジュース」も提供していて、こちらも凍らせたフルーツで作られるのだそう。次はぜひ他のフルーツジュースも飲んでみたいなと思います。

40年もの間、多くのタカラジェンヌに愛され続けている「イチゴジュース」は噂通りとても美味しくて、また飲みたくなるような"クセになるイチゴジュース"でした。