まだまだ日中は暑い日が続きそうですが、そんな時はカレーが食べたくなりますよね。見た目も味も評判だという『ロクパ（ROGSPA）』（尼崎市）へ取材に行ってきました。

お店は阪急武庫之荘から歩いて5分ほどの住宅街の中にあり、雑貨屋さんのような外観です。

テーブル席

落ち着いた照明の店内は、カウンター席やおしゃれなテーブル、ソファー席もありくつろいでランチをいただくことができます。

「三種のあいがけカレー」1200円（税込）※内容は、レンズとひよこ豆のカレー、花山椒のキーマと日によって違う"本日のカレー”。"本日のカレー”は、ココナッツとピーナッツのタイ風カレーでした。

早速、同店の人気メニュー「三種のあいがけカレー」を注文しました。まず見た目の美しさに驚愕。「きれ～い♡」と大声を出してしまいました（笑）。筆者はスパイスカレーを食べるのが人生初！店主の早川さんに1品1品内容を説明をしていただきました。

それと同時に、どこから食べたらいいかおすすめを聞くと「まずは自分の好きなように食べてもらうことが大前提」と笑顔で答えてくださる早川さん。その上であえて言うなら、カレー同士を全て混ぜて食べるよりは、カレーと周りにたくさんあるおかず（副菜）と一緒に食べてほしいとのこと。そうすることで口の中がリセットされ、また違うカレーの味がしっかり楽しめるんだとか。

「レンズとひよこ豆のカレー」

始めに、3種の中で1番甘口のカレー「レンズとひよこ豆のカレー」をいただきます。いろんな豆の甘味をしっかり感じられ美味。真ん中に盛り付けられたライスは、インド米と日本米を半々に混ぜたもの。

最初の頃は、インド米のみを使用していたそうですが、保水力がなく型にはめて盛り付けてもバラバラと崩れてしまうので、今の割合にたどり着いたそうです。

本日のカレー「ココナッツとピーナッツのタイ風カレー」

気になっていた「ココナッツとピーナッツのタイ風カレー」を試食。ココナッツの甘い香りとチキンの旨味が口いっぱいに広がり、しっかり煮込んで柔らかくなったオクラが口の中でとろけていきます。

途中でレモンを絞ると、また爽やかさがプラスされより一層食べやすくなりました。

手前が「きのこのおかず」、奥が「にんじんのおかず」

途中でスパイスで炒めた「きのこのおかず」を食べると、スパイスの香りと共にきのこの味もしっかり感じられ美味。

「花山椒のキーマ」

最後に、辛口の「花山椒のキーマ」をいただきます。食べた瞬間、花山椒のピリッとした辛さが広がりクセになる味です。ピリ辛のおかげでどんどん食が進みます。

温泉卵の黄身がトロッととろけます

途中セットで付いてきた温泉卵を加えると、味がまろやかになりより食べやすくなりました。

「カチュンバル」という漬物。（材料は玉ねぎ、トマト、キュウリ）

途中、「カチュンバル」という玉ねぎ、トマト、キュウリでできたお漬物を一緒に食べると口の中がさっぱりして、また食欲が増進。

「パパド」（豆でできたインドのおせんべい）

添えられた「パパド」という豆でできたインドのおせんべいをいただくと、パリッとした軽い食感が楽しめスナック菓子の感覚で食べ進めることができました。

1つのお皿で様々な味がたくさん楽しめ、ワクワクドキドキが最後まで止まらない1品でした。目でも舌でも楽しめる同店のスパイスカレーを堪能してみてください。