ちょっと意外!?なランチメニューが気になる!
花隈にオープンしたレトロ可愛い『喫茶うさぎや』でランチを食べてきました 神戸市
この夏、花隈にオープンしたばかりの『喫茶うさぎや』はレトロでとても可愛らしいお店。こちらでちょっと意外!?なランチメニューを出していると聞いて、さっそく取材に行ってきました。
花隈駅から北へ5分ほど坂を上がると、赤い日よけと特徴的なアーチ窓が見えてきます。元々この店舗は、地元で長年愛されてきた純喫茶だったそう。その面影を残しつつ可愛らしくアップデートした外観が印象的です。
店内に入ると、まず素敵なアーチ窓が目に入ります。窓際の席には、昔懐かしい足踏みミシンをリメイクしたユニークなテーブルも!
アレンジを加えつつもそのまま使っているカウンターに、ソファや椅子がすっかり溶け込んでいます。カウンターの頭上でエモーショナルな光を放つ照明は以前の店舗のままだそう。
まずは喫茶メニューから、気になっていたクリームソーダをいただきました。運ばれてきた瞬間、斬新なグラスと可愛いビジュアルにくぎ付け!アイスを乗せるためにあるかのようなくびれは、なかなか見ないデザインですよね。
このアイスは北海道産の牛乳で作ったミルクジェラートなんだそう。牛乳の風味は濃厚ですがくちどけが早く、さっぱりとしていてとても美味しい!うさぎのクッキーはパティシエであるオーナーの手作り。お店の焼き菓子全般をオーナーが担当されています。
ソーダも甘さ控えめで後味スッキリ!なんとハーブティをベースにしたティーソーダなんです。赤はハイビスカス、青はバタフライピーを使った”大人の”クリームソーダです。
阪東さんはメディカルハーブの資格を取得されていて、体調やお悩みにあわせてハーブをブレンドすることができるそう。「おやすみまえに」「夏バテ防止」など、用途別に7種類のハーブティを店頭販売しています。オーダーによるブレンドもできるそうなのでお気軽に相談してみてください。
そして気になっていたランチがこちら!
数量限定の「漬け丼と出し巻定食」です。巻きすを開くと美しい出し巻が現れます。卵3つを贅沢に使い、出汁をたっぷり含ませ、注文を受けてからひとつひとつ丁寧に焼いているそう。プルプルとした食感でボリューム満点。卵好きにはたまりません~!
この日の漬け丼はマグロとサーモン。温かいもち麦入りの雑穀米に甘い漬けダレが染み込んだ魚が程よくマッチ、大葉が夏らしく香ります。
阪東さんのご家庭の味だという九州産の甘い醤油で作られたタレに魚を一晩漬け込むのですが、冊ごと漬けることで色鮮やかさやみずみずしさを失わず、優しい味付けになるんだとか。小鉢は日替わりで2種。デザートはモチーフのうさぎりんごがついていました。
和定食を出している理由を阪東さんに伺うと「意外ですよね(笑)自分が食べたいと思えるランチをと考え、喫茶店によくある軽食ではなくこの定食になりました。駅から歩いて来て下さる皆さんに、ゆっくりしてもらいたい。うちはコーヒーもたっぷり淹れてるんですよ~」とのこと。
阪東さんの優しい心遣いも相まってレトロな可愛さと居心地の良さが満喫できるお店でした。
詳細情報
- 店舗
- 喫茶うさぎや
(神戸市中央区花隈町10-9-1)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 12:00~18:00
- 定休日
- 火曜日、水曜日、木曜日
※変更もあるので公式Instagramにてご確認ください