阪急夙川駅から東へ高架沿いをブラブラと歩くと見えてくる『喫茶ヤーカルフ』は、7月6日にオープンした北欧ヴィンテージの椅子や照明にほっこり癒される喫茶店です。

「ヤーカルフ」はフィンランド語でシロクマという意味

中へ入ると明るい店内は高い天井と座り心地のよさそうな椅子、色、形の違うヴィンテージランプなど、北欧にあるお家にいるかのような空間が広がっています。

まずは、オーダー毎にハンドドリップで丁寧に淹れる「スペシャルティコーヒー」をいただくことに。苦楽園にある＜三ツ豆珈琲＞の豆を注文が入ってから挽くので、店内がふわっとコーヒーのいい香りに包まれます。

アラビアやロールストランドなど、北欧ヴィンテージのカップ&ソーサーが揃います

カウンター奥にある北欧ヴィンテージのコーヒーカップから好きなデザインが選べ、コーヒーの味わいをさらに特別なものにしてくれます。訪問した日も素敵な雰囲気の女性が「前と同じものを選んじゃったわね」と、笑って話していました。

「コーヒー」500円（税込）に、プラス350円で＜フリアンド＞のバゲットを使用した「あんバターサンド」をセットで注文

「あんバターサンド」にはクリームチーズも入っているので塩分は控えめ、後味が重くならないように工夫されています。コーヒーは深煎りの「ブラジル」をすすめてもらいました。

「白いチーズケーキ」もドリンクにプラス350円でセット注文を

手づくりの「白いチーズケーキ」は、想像していたどっしりしたものではなく、ヨーグルトやレモンの酸味が爽やか。スフレのようなふわっとした軽い食感で、ランチの後に食べても夕食までには消化してくれそう。

北欧だけでなく、伊万里など日本の器も大好きなのだそう

店内には旅好きの店主が国内外問わず買い集めた器が飾られ、じっと見ていると「それは○○のお皿なんですよ」と説明してくれました。昔から蚤の市や骨董市へ行き、食器や小物を見て回るのが大好きだったとのこと。ヴィンテージが好きな人はきっと話が盛り上がるはず！

明るい光を浴びてすくすくと育っているグリーンに囲まれていると、つい長居してしまいます

古くてもいいものを大切に使い続けたいという想い、店主自身もカフェでぼーっと過ごすのが好きなのだそう。忙しい時間を忘れ、ほっと一息つけるような居心地のいい、ゆったりできるお店にしたかったのだとか。

楽しく話している人を眺めたり、店主と楽しい会話もできる席

カウンターの端っこは、店内が見渡せる特等席。少しだけ携帯を置いて、何も考えす窓の外を眺める‥そんな贅沢な時間が過ごせるお店です。