世界に自分だけのオリジナル製品を作りにいこう!
姫路市本町の姫路革製品「姫兎」でワークショップを体験してきました
姫路産の革を使って自分だけの革製品を作成できるワークショックがあると聞き、さっそく体験してきました。
ワークショップを主催しているのは、姫路駅から歩いて約10分、ネパールインド料理「ダルバル」の裏手路地にある「姫兎(ひめうさぎ)」というお店です。大通りに面して置かれた革で作られた可愛い兎の看板がお店まで道案内をしてくれます。
店内には、委託作家さんの作品がずらりと並んでいました。令和4年に現在の場所に移設して以来、姫路城が近いことから外国人観光客の方がワークショップを目当てに来店されることが増えたそうです。
今回筆者は、「手縫い」のワークショップを体験してきました。基本的な形等の裁断は、時間短縮も含めてお店で事前に準備。革製品に印をつけて、折り返しを作ってから縫うための穴を木槌を使ってあけていきます。「コンコン、コンコン」と力をこめて木槌を使う経験は、ストレス発散にもピッタリで、大人が夢中になるのも納得♡
少し難しかったのは、ロウのついた糸を針に通し玉留めのようなものを作る工程です。細い糸の間に針を数回通すという作業が、細い糸が見えにくく難しい。でも、布を縫う針とはちがい先がとがっていないので、安心して何度も取り組めます。慣れてくると早く出来るので、家庭科が苦手だった筆者が得意になったのかと錯覚するほどでした(笑)。
その他、子どもでも可能な小銭入れを作る手縫いのワークショップもありました。最初は難しそうな様子だった子も、作業が始めると楽しくなって夢中になっていました。出来上がった時には、「かわいい。めっちゃ上手くできた。今から使ってもいい?」と、とても嬉しそうな子どもの様子が、見ているこちらまで嬉しい気持ちになったほどです。
時間が少ない方にも姫路の革に慣れ親しんで欲しいとの願いから、刻印を入れキーホルダーを作りの体験もあります。「姫路城」や「しゃちほこ」などの準備された形から色や組み回せを自分で選ぶことができるので、姫路の素敵な記念になりそうですね♪
同店は、姫路の昔からある革を知ってもらい、素敵な思い出を作ってもらいたいという思いからスタートしたそう。そのため、ワークショップだけではなく、色々な革作家さんの作品がブースごとに並べられていて購入することもできます。家族へのお土産にも、自分へのご褒美にもぴったりなのも嬉しい♪
オーナーの山下さんが、「こんなに素敵な革が姫路にあるって嬉しいですよね。色々な作業工程と、本当に手間をかけて仕上げる伝統の革!革製品を一つのきっかけに、一人でも多くの方に知って使ってもらいたいです」とコメントされたのが印象的でした。
地元の人も、旅行に訪れた人も、こんな素敵な体験ができるんですよ。一人でも多くの人に、この満足感と充実感そして、使う時のワクワク感を味わってもらいたいと思う筆者なのでした。
詳細情報
- 場所
- 姫兎
(姫路市本町68番地1153-2)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 火曜日、水曜日
- TEL
- 079-282-9921