阪急西宮北口駅前のすぐそばにある景色のよいフレンチレストラン『野菜ビストロ legumes（レギューム）』で、記念日デートやお祝いごとにぴったりなランチを取材してきました。

「Legumes」はフランス語で『野菜』という意味

兵庫県をはじめとする全国の“情熱を持った生産者”から仕入れたこだわり食材の魅力を、この道30年のシェフの調理で引き出した料理が自慢のお店です。

天井が高く開放感のある店内では、昼は屋上ガーデンの豊かな緑を、夜はライトアップされた駅前の夜景を眺めながら食事を楽しむことができます。

「乾杯ドリンク付き プレミアムランチコース」1人 6,800円（税込）

こちらがお店イチオシの「プレミアムランチコース」。乾杯ドリンク、前菜、スープ、スペシャリテ、メイン、デザート、カフェ、天然酵母パンor玄米ご飯がセットになったコース料理です。

「本日の前菜盛合せ」。華やかな見た目がご褒美感を演出してくれます♡

コースの始まりを告げる「前菜盛合せ」では、テッド・フロマージュ、キッシュ、ヒラメのカルパッチョなど、シェフの技量が光る繊細な料理を少しずつたくさん楽しめます。

『レギューム（野菜）』という店名の通り、ほぼすべての料理に野菜が使用されているので、お腹いっぱいになっても罪悪感はゼロ♪

「季節野菜のスープ」。取材時は「お豆とほうれん草の冷製ポタージュ」でした

オーナーの光岡さん曰く、同店は『生産者と消費者をつなぐ“つなぎ手レストラン”』を目指しており、全国の農家から年間で100種類以上の野菜を仕入れているのだそう。

農家だけでなく漁師、猟師、酒蔵、醤油・味噌蔵など、様々な生産者とつながりをお持ちで、作り手が食材に込めた“想い”をお客さんに届けることを信条とされています。

「季節野菜のバリグール風　海の幸入り」。北アメリカ原産の野菜「アピオス」など、普段見かけない“珍しい野菜”と出会えるのも同店の魅力

こちらは同店のスペシャリテ「季節野菜のバリグール風　海の幸入り」。フランス南部・プロヴァンス地方の郷土料理で、『ストウブ』と呼ばれる鋳物の鍋を使った煮込み料理です。

新鮮な野菜やと魚介を野菜のブイヨンでじっくり蒸し煮した逸品で、それぞれの旨みや甘みが凝縮された味わいは、お店を代表する一皿なのも納得のおいしさ♡

「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。添えられた野菜はどれも味が濃く、お肉に負けない存在感を発揮していました！

メインの肉料理は「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。赤ワインで約5時間煮込んだお肉は、文字通り口の中でホロホロと崩れる柔らかさでした。味はもちろん、見た目の“ご馳走感”もたまりません♪

「デザート3種 盛合せ」

デザートは「ゴボウ入りガトーショコラ」「抹茶のケーキ」「バニラのパンナコッタ」の盛合せ。最後まで大満足の内容にお腹も心も満たされました。

「選べる乾杯ドリンク」。スパークリングワインだけでも数種類の銘柄が用意されているので、どれにしようか迷ってしまいます♪

ワインやソフトドリンクから選べる「乾杯ドリンク」は、9月末まで「スパークリングワイン」もラインナップに追加されているので、ぜひこの機会に利用してみて。

ディナーの「フィレステーキコース」1人 7,480円（税込）※前日までの事前予約の場合、1人 6,480円（税込）

また、「せっかくならディナーで利用したい」という人には「フィレステーキコース」をオススメ。なんと、事前に予約するだけで一人1,000円OFFになるんです！

「国産牛フィレ肉のステーキ トリュフ香るソース」

メインの「フィレステーキ」のおいしさは、語るまでもありませんよね♡

「本日のデザート盛合せ」

デザートプレートにメッセージを入れるサービス（予約時にお伝えください）も実施されているので、誕生日や記念日のお祝いにピッタリです。

お店は「芸術文化センター前」交差点のすぐそばにある『なでしこビル』の8階にあります

“野菜が持つポテンシャル”とそれを生み出す“生産者の情熱”がダイレクトに伝わってくるコース料理は、筆者の野菜に対する認識を大きく変えてくれました。

街にいながら生産者と深くつながる『食のひととき』を、大切な人とぜひ体感してみてください♪