鳴門海峡の海上で星空を見上げるロマンチックな夜
うずしおクルーズ「七夕クルーズ」に乗船して来ました 南あわじ市
淡路島・福良港から出港して鳴門海峡を周遊する「うずしおクルーズ」を運営するジョイポート淡路島(株)が、新企画として特別便「ナイトクルーズ」を新たに就航。その第1回「七夕ナイトクルーズ」が7月7日に行われました。
当日はあいにくの空模様。出航が心配されましたが、同時開催のイベント「福良夏びらき」が開始される18時頃には、雨も上がっていました。
福良港・うずしおクルーズ桟橋に着くと、淡路手延素麺協同組合と福良漁業協同組合によるによる「ハモにゅうめん」の振る舞いが行われていました。
ハモも手延べそうめんも、福良地区の代表的な夏の特産品です。淡白なハモの唐揚げがのった温かいにゅうめんは、つるつると口当たりが良く、ホッとするお味。
また、桟橋をフルに使って行われた「流しそうめん」は、なんと全長30メートル!大人も子どもも大はしゃぎで紙トングを手に、そうめんをすくいあげます。
さらにこの日は、地域のイベント等を企画する『ZIKU LIFE』とのコラボレーションのもと、桟橋に停泊した遊覧船「日本丸」の船内で軽食やドリンクを楽しむ「船呑~FUNANOMI~」も開催されました。
いよいよ「七夕クルーズ」の出航時間となりました。ほぼ満員の乗客を乗せて、遊覧船「咸臨丸」がゆっくりと港を離れます。桟橋からは色とりどりのウォーターキャノン砲が発射されて、雰囲気を盛り上げます。
船上ガイドさんによる歯切れの良い解説を聞きながら、船はどんどんと沖へ向かいます。
船室ではプロ解説者「星兄」による夏の夜空の星座解説が始まりました。ユーモアたっぷりの解説に絶えず笑い声が上がり、船内は和やかなムード。続けて甲板での星空解説も行われましたが、あいにくの空模様で星空を見ることはできませんでした。
真っ暗な海面を進む咸臨丸。新たに船に導入されたLEDライトにより、白波の立つ海面が様々な色に照らされて何とも神秘的。対岸の建物の灯りやシルエットが、夜の闇の中キラキラと浮かび上がります。いよいよ鳴門海峡大橋に近づきました。
鳴門海峡大橋の上を走る自動車の灯りが間近に見えます。幻想的な風景をしばし甲板から楽しみます。
鳴門海峡大橋から折り返し、船は福良港へと戻ります。甲板から、港に停泊する日本丸の美しいライトアップが見えてきました。
桟橋では、船員や子供たちが手を振って出迎えてくれました。約90分のナイトクルーズは、あっという間に終了。日本丸ではクルーズ後も船呑みが続いています。その様子を眺めながら、名残惜しい想いを胸に桟橋を後にしました。
「淡路島ナイトクルーズ」は、8月~12月まで月1回開催される予定。流星群や中秋の名月など、月ごとに変わる夜空の景色を楽しむことができるクルーズです。
詳細情報
- 淡路島ナイトクルーズ開催日
- 2023年8月31日(木)、9月29日(金)、10月22日(日)、11月18日(土)、12月15日(金)
- 場所
- うずしおドームなないろ館(道の駅福良)
(南あわじ市福良甲1530-1)
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- 料金
- ●一般席
大人 5,000円(税込)
小学生 2,500円(税込)
●VIP席
大人 10,000円(税込)
小学生 5,000円(税込)
※各便14名限定
貴賓室貸切、優先乗船、船長からの挨拶、操舵室特別見学あり
バル風の食事と淡路島のお酒の提供あり - 問い合わせ
- ジョイポート淡路島株式会社
TEL 0799-52-0054(9:00~17:00)