揖保郡太子町にある『斑鳩寺』で8月21日に恒例の「夏会式（なつえしき）」が今年も行われます。

お寺への道に約50の露店で賑わいます

当日、斑鳩寺周辺では臨時の交通規制が行われ、境内には約50店の露店が並ぶ予定。そのほか、太子町商工会が設置した舞台では地域の方のダンスや歌の披露など様々なイベントが納涼祭として行われます。

また、本堂（大講堂）には約4ｍ×4ｍの大きな當麻曼荼羅が年に一度この日にだけ掛けられるそうです。

太子商工会議所が設置したステージでダンスなどを見ることも

時代の変化やコロナ禍の影響による露店の減少や、行事をお手伝いしてくださる方の高齢化などの課題もありました。しかし、お寺や地域にとって大切な行事であるという思いから、様々な方の協力を得て続けられているそうです。

夜になっても多くの人で賑わいます

住職の前岡さんは「特に今年は、薄れいくすべての縁を行事を通して取り戻すことができたらと、感じております。また、お寺で継続している行事の意味を多くの方に知っていただきたいと思っています」とコメントされています。