みなと神戸に外国クルーズ客船が入港ラッシュ　神戸市中央区

　春から初夏にかけては、年間を通してもっとも多くの客船が神戸港に入港するシーズンとなる。2月14日、11年ぶりに姿を見せたのは米国のリージェント・セブンシーズ・クルーズ社が運航する「セブンシーズ・ボイジャー」（船籍バハマ）。総トン数約4万2千トン、全長約210メートルの客船を一目見ようと、入港セレモニーには約500人が着岸場所の神戸ポートターミナルに足を運んだ。同船は3月8日に神戸・メリケンパークの中突堤旅客ターミナル、13日に神戸ポートターミナルへの入港を予定している。
　
　神戸市では長時間の船旅を楽しむクルーズ客船の誘致に力を入れており、昨年は記録を取り始めた1989年以来過去最高となる32隻がやって来たが、今年はそれを超える37隻が予定されている。

　3月3日は総トン数約4万3千トン、全長約220メートルの「バルモラル」（船籍バハマ）、3月22日と28日には総トン数約3万トン、全長約180メートルの「ノーティカ」（船籍マーシャル諸島）が見られる。また3月26日に初めて入港するマリナー・オブ・ザ・シーズ（船籍バハマ）は、総トン数約14万トン、全長約310メートルの大型客船。入出港時には音楽演奏などの歓送行事も行われる。

【入港スケジュール】
※いずれも入出港時間は変更になる可能性がある

バルモラル
着岸 3月3日（火）9:00、離岸 3月3日（火）22:00、場所 神戸ポートターミナル

セブンシーズ・ボイジャー
着岸 3月8日（日）14:00、離岸 3月9日（月）15:30、場所 中突堤旅客ターミナル
着岸 3月13日（金）9:00、離岸 3月14日（土）15:00、場所 神戸ポートターミナル

ノーティカ
場所 両日中突堤旅客ターミナル
着岸 3月22日（日）9:00、離岸 3月23日（月）18:00
着岸 3月28日（土）18:00、離岸 3月29日（日）21:00

マリナー・オブ・ザ・シーズ
着岸 3月26日（木）17:00、離岸 3月27日（金）16:00、場所 神戸ポートターミナル