祝50周年!甲子園の隠れた名店の愛される秘密
黒毛和牛100%ハンバーグが名物の『ヘンゼルカフェ』に行ってきました 西宮市
阪神甲子園駅より徒歩約7分、阪神甲子園球場のすぐそばに、地元民に半世紀近く愛される名店があることをご存知でしょうか。1973年創業、2023年5月に50周年を迎えた洋食喫茶『ヘンゼルカフェ』の人気の秘密を探るべく、取材に行ってきました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
甲子園の街に溶け込み、ひっそりと佇む同店は、ランチタイムには行列ができるほどの人気店です。
店内に一歩足を踏み入れると、目に入ってくるのはド派手なピンクの壁紙とオードリーヘップバーン。非日常的なのに、どこかノスタルジックな雰囲気が漂う空間で、時間を忘れてゆっくり過ごせそうです。4人掛けのテーブル席が6卓とカウンター席があり、女性だけでなく、男性が一人で訪れることも多いのだとか。
同店は、シンガーソングライターのあいみょんが高校時代に通っていたお店としても知られていて、ファンの間では聖地にもなっています。取材日には海外のお客さんも訪れていましたよ。
本日は名物の「甲子園ロコモコ」をいただくことに。ライスの上には黒毛和牛100%のハンバーグに、黄身がとろ~り流れ出る目玉焼き、彩り豊かな野菜たちがずらっと勢揃い。平皿に盛られているので、とってもスタイリッシュ。女性に人気なのも頷けます。
「とにかく食材が命。質にはこだわっています」と店主。黒毛和牛は長年研究し、信頼のおける業者から仕入れており、野菜はできるだけオーガニックのものを取り寄せているそう。ソースは作り置きではなく、オーダーが入るたびにハンバーグから出る肉汁に合わせて手作りしているのだとか。
「お待たせしてしまうことも多くて」と少し申し訳なさそうに語る店主の表情からは、お客さんへの想いが溢れていました。
ハンバーグは肉の味がしっかり濃く、噛むごとに肉汁がジュワっと口の中に広がります。とろっと溢れ出た黄身を絡めて食べれば、また一味違うハーモニーが楽しめますよ。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
夏限定のドリンクメニューは、どれも色鮮やかで涼しげな見た目。暑さを吹き飛ばしてくれそうですね。いただいたのは生絞りレモンの果汁とラズベリーがたっぷり入った「moon riverレモネード」。口をさっぱり爽快にしてくれました。
「デザートセット」のシフォンケーキは店主の手づくりです。ふわふわ食感が心地よく、甘すぎないので、ぺろりと平らげてしまいました。
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ハンバーグだけでなく、ステーキやカレー、かつサンドなど、メニューが幅広いのは、お客さんの「これが食べたい!」という要望を取り入れてきたからだそう。お客さんに長く愛される理由は、味はもちろんのこと、店主の愛情深い人柄にあると筆者は感じました。甲子園に訪れた際には、ぜひ会いに行ってみてくださいね。
詳細情報
- 場所
- ヘンゼルカフェ
(西宮市甲子園町3-16)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~22:00(L.O.21:00)
※ランチ 11:00~15:00
※パフェ 15:00~注文可能 - TEL
- 0798-46-1882
- 定休日
- 月曜日、火曜日