7月23日、尼崎の森中央緑地（尼崎市扇町）で「紙ねんどで昆虫標本作り」が開催されます。

過去開催の様子

尼崎の森に生息する昆虫を採集し、お気に入りの昆虫をじっくり観察しながら、紙粘土で自分だけの「昆虫標本」を作成するイベントです。参加には事前申込が必要で、7月13日まで受付中（定員30名・応募者多数の場合は抽選）。

開催場所である尼崎の森中央緑地は、昔は製鉄会社の工場があった埋立地。19年前から苗木を植え始め、100年かけて生き物いっぱいの森づくりを目指しています。成長していく森では、見られる昆虫も変化しているのだとか。

今までには、木の樹液を吸いにやってくる「コクワガタ」、どんぐりに卵を産み付ける「ハイイロチョッキリ」などの森に生息する昆虫や、バッタ・カマキリなど草原に生息する昆虫などが見つかっています。

同イベントについて担当者は「じっくり観察して、生き物を好きになってほしい。夏休みの宿題になればいいなと思って企画しました」と語っています。