7月16日、『姫路文学館』（姫路市）で「江戸時代のガイドブック『名所図会』にトラベル！」が開催されます。参加費無料、当日先着順。

『東海道名所図会』より「箱根山温泉記」

5年目の開催となる今年は「東海道名所図会」を手掛かりに、江戸時代から楽しまれた旅の様子を紹介。景勝地、旅の難所から土産物まで、豊かな話題で江戸の風情に触れることができます。

旅行案内本として人気のあった「名所図会（めいしょずえ）」に登場する江戸時代の名所旧跡の数々を、日頃から和本に触れ、調べ学習を行っている同市立琴丘高等学校の図書文芸部の学生が解説。

『東海道名所図会』より「書肆（江戸）」

参加者は「名所図会」のさし絵から好きな場面の絵を選んで「ぬり絵」に挑戦し、完成させた作品は持って帰ることができます。

学生たちの様々な視点とアイディアで切り取られた話題は親しみやすい内容で、小中学生から大人まで楽しめそうです。