神戸市北区の『切手文化博物館』で6月28日より、特別展「切手で彩る絵はがき作品展2023」が開催されます。7月24日まで。

同博物館は1871年からこれまで140年の間に、日本国内で発行された普通、記念切手約2,000点を発行年代順・系統別に常設展示。そのほか、郵便作業に用いられていた品や貴重な資料も多数展示しています。

有馬提が滝

同展は今年で12回目の開催となりました。会場には同館で開講している、切手を絵やデザインの一部に用いて描く「切手で彩る絵はがき教室」の講師を務める丸山権三郎先生と、受講生9名の作品84点が展示されます。

歌川広重「名所江戸百景」から「水道橋駿河台」

作品は花を描いて周りに蝶の切手を貼り付けたり、切手に描かれた風景の続きを描き広げて絵にしたり、色とりどりの切手を貼り絵にしたりと、切手の図案を活かしたデザインが特徴とのこと。担当者は「ユニークな絵はがき作品をぜひご覧ください」と呼びかけています。