神戸三宮の焼鳥店「焼鳥 梵讃（ぼんさん）」の2号店『分（わけ）ぼんさん』が6月にリニューアルオープン、おいしい焼き鳥が食べられると聞きさっそく行ってみました。

お店は各線三宮駅から北側に徒歩5分ほど。名店がひしめく路地に「分」の看板が目印です。

扉を開けると、そのスタイリッシュな店内にびっくり。まるで“串”を思わせるような天井の組み木が美しい！

ドリンクも充実、ジュース類などノンアルコールも豊富です。

メニューは「おまかせ焼鳥コース」（全13品 税込6000円）を基本にアラカルトの追加もOK、来店時に苦手な食材なども聞いてもらえるので安心です。

左上から「ささみとかぶの葉のごま和え」「比内地鶏雌のモモのたたき」「淡路鶏レバーペースト」「季節の焼き野菜サラダ」「原商店さんの厚揚げ」。

まずはしっとり柔らかな先付「ささみとかぶの葉のごま和え」、なめらかな鶏レバーペーストには甘いマーマレードジャムがマッチしています。素材本来のおいしさが楽しめる彩り豊かな焼き野菜に、濃い大豆の味を楽しめる湊川のとうふ店「原商店」の厚揚げ。

どれもおいしかったですが、特に筆者が感動したのはこちらの「比内地鶏雌のモモのたたき」。パリっとした皮と弾力のある身は噛むほどに旨味が溢れます。添えられた大根おろしと、しっかり辛い柚子胡椒がまた良いアクセント。

いよいよ串焼きが運ばれてきました。1本ずつアツアツの焼きたてを楽しめるのもコースならではの嬉しいポイント。

左上から「だきみ（わさび）」「はつの塩焼き」「つくね」「うずらの卵」。

左上から「ハラミのたれ焼き」「しいたけ」「手羽」「もも（大根おろし）」。

かぶりついた瞬間、肉汁が垂れるほどにジューシーな「だきみ」、コリコリとした軟骨の食感が楽しい「つくね」、口の中で卵黄がプチっと弾ける「うずらの卵」など一串ごとに驚きの連続です。とにかくどの串、どの部位も異なる味わいと食感でおいしい。味付けや焼き具合にもこだわりが感じられます。

〆は「比内地鶏鶏ガラスープのラーメン」か「自家製鶏油の焼きおにぎり」の2種類からチョイス。鶏の出汁が効いたラーメンはとろみがあるのにあっさりとした味わいで、お腹いっぱいでもスルッと食べれてしまいました。

来店には下記リンクから予約がベター。おしゃれでスタイリッシュながら明るく開放感ある空間なので、会話も弾みそう。雰囲気ばっちりなのでデートや記念日などにも良さそうなお店です。