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約160万年前に起こった火山活動が生んだ自然の絶景
玄武洞公園「無料開放デー」豊岡市
豊岡市にある玄武洞公園で、6月25日に「無料開放デー」が実施されます。
昨年8月1日にリニューアルオープンされた園内では、玄武・青龍・白虎・朱雀と「中国の四方を司る四神」の名前がつけられた5つの洞穴を見学することができます。
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「玄武洞」は、約160万年前に起こった火山活動で流れ出したマグマが冷え固まる際に規則正しい割れ目を作り出し、柱状に節理が形成された洞穴で、江戸時代には採石場として利用されてきました。
「玄武洞」「青龍洞」「白虎洞」「南朱雀洞」「北朱雀洞」はそれぞれ異なる構造や見た目をしており、見比べてみるとその違いを体感することができます。
そんな5つの洞のうち、歴史的価値の高い「玄武洞」と特に美しい柱状節理を持つ「青龍洞」は、国の「天然記念物」にも指定されていて、無料の案内ガイドを受けることも可能です(要事前予約)。
施設の方は「『地磁気逆転』の日本で初めての発見場所として、今なお世界的価値の高い場所で、昨年10月には世界の『地質遺産100選』にも選ばれました。ぜひ玄武洞と青龍洞の観覧用ステージの上で、方位磁針(コンパス)またはスマホのデジタルコンパスを片手に磁力を確かめながら、地球のエネルギーを体全体で感じてみてください」とコメントしています。
<記者のひとこと>
昨年のリニューアルでは、「玄武洞」と「青龍洞」の前に一段高くした観覧用ステージが設けられたり、休憩棟内の壁一面に「山陰海岸ジオパークと玄武洞」に関する説明資料が掲示されたりと、大きく変わった部分もあるので、ぜひこの機会に訪れてみては♪
詳細情報
- 実施日
- 2023年6月25日(日)
- 場所
- 玄武洞公園
(豊岡市赤石1347)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 9:00~17:00(入園は16:30まで)
- 無料ガイド
- 事前に玄武洞公園に予約ください
TEL 0796-22-4774
※ガイド数に限りがあるため、対応できない場合があります