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透明感のある美しい釉色 青磁の魅力に迫る特別展
「青磁のいま-受け継がれた技と美 南宋から現代まで」 篠山市
篠山市の兵庫陶芸美術館で3月7日、同館開館10周年記念特別展「青磁(せいじ)のいま-受け継がれた技と美 南宋から現代まで」が始まる。5月24日まで。
青磁は中国に起源を持つ緑色を基調とした透明感のある色合いが特徴の焼き物で、生み出された時代や地域によって淡い青色やオリーブ・グリーンなど多彩な広がりを見せている。日本には12世紀(1100年代)ごろから伝来し、茶の湯の発達の中で多くの人に愛好されてきた。
同展では、日本に伝わった中国・南宋時代の官窯や龍泉窯(りゅうせんよう)で焼かれた「砧(きぬた)青磁」をはじめとした名品を紹介するほか、近代陶芸家の手による独自の青磁作品も展示。再現や表現が難しいと言われた青磁だが、先達らの探求によって技術や技法が解き明かされ、多くの作品が創られるようになった。物故作家による個性豊かな作品や、人間国宝の陶芸作家・中島宏さんから若手作家の最新作まで多彩な作品を見ることができる。
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詳細情報
- タイトル
- 兵庫陶芸美術館開館10周年記念特別展/ 阪神・淡路大震災20年展
青磁のいま
-受け継がれた技と美 南宋から現代まで - 開催期間
- 3月7日(土)~5月24日(日)
- 休館日
- 月曜日
※ただし5月4日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館 - 開催時間
- 3月31日まで 10:00~18:00
4月1日から 10:00~19:00(ただし4月29日から5月6日までは10:00~21:00)
※いずれも入館は閉館時間の30分前まで - 開催場所
- 兵庫陶芸美術館
(篠山市今田町上立杭4) - 料金
- 一般1000円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
- 催し
- (1)ワークショップ「青磁釉作りに挑戦!丹波青磁を作ろう」
日時 4月19日(日) 13:00
場所 同館エントランス棟1F工房
※事前申込制(有料、定員20人、応募者多数の場合は抽選)
※参加費・申込方法など詳細は公式サイトにて近日公開予定
(2) アーティスト・トーク
日時 4月25日(土)14:00~
場所 同館展示会場
講師 深見陶治氏(陶芸作家、本展出品作家)
参加料 無料(観覧券の半券が必要)
※事前申込不要、詳細は問い合わせにて
(3)記念講演会「青磁-古陶磁鑑賞から創作への歩み」
日時 5月16日(土)14:00~15:30
場所 同館研修棟1Fセミナー室
講師 唐澤昌宏氏(東京国立近代美術館工芸課長、本展監修者)
参加料 無料(観覧券の半券が必要)
定員 110人(先着順)※要事前申込
申し込み 公式サイトより - 問い合わせ
- 兵庫陶芸美術館
TEL:079-597-3961
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