旬の野菜がズラリ♡古民家カフェで味わう幸せランチ
『農家のごはん ことほぎ』で体喜ぶランチを頂いてきました 神崎郡福崎町
神崎郡福崎町にある、登録有形文化財「旧小國家」。江戸時代末期から続く歴史ある長屋門を利用した古民家カフェ『農家のごはん ことほぎ』を取材してきました。
昔の風情そのままに佇む立派な門を潜ると、タイムスリップしたかのような趣深い庭園が広がります。
40年続く有機栽培の農家「牛尾農場」に嫁いで来られたオーナーの牛尾さんは、年に1回、同場所で野菜のマルシェをされていたそう。
同空間に魅了された牛尾さんは、「ここで食の大切さを伝えたい」という熱い思いを抱き、5年前に「農家のごはん ことほぎ」をオープンされました。
あえて手を加えず昔のままを保った店内は、ノスタルジックな雰囲気が漂う心落ち着く空間です。
ランチには、牛尾農場で育てられた旬の野菜はもちろん、同農場で飼育されている平飼い卵や鶏肉を使用した、体に優しい「ことほぎランチ」が用意されています。
この日のメインは「キタアカリのふんわりオムレツ」。オーナーがイチ押しされる「キタアカリ」のトロトロ感と、卵のふんわりしたエアリー感がクセになる食感で、後味に芋の甘みが残る贅沢な一品でした。
5種類のお惣菜は、その日にある旬の食材を使って作られるので、日によって内容が異なります。できる限りシンプルな味付けで、野菜本来の甘味や旨味を存分に味わえるよう工夫されているのがポイント。
「玉ねぎとお揚げさんの煮びたし」や「人参とナッツのラペ」など、バリエーションに富んだ味付けが5種類並ぶのも嬉しい♪
この日初めて食べた「つるむらさき」は、独特の風味とネバネバ感がクセになる美味しさ!カツオ節やちりめんじゃこの魚介の旨味とも相性抜群でした!
栄養士の資格を持つオーナーが“食の大切さ”を実感されたのは、同店オープンの少し前。ある講演をきっかけに、食事内容を見直し徹底された結果、長年薬を服用されていた娘さんが薬不要になったこと、家族みんなのイライラが格段に減ったことなどを実感されたそう。
自らの経験から得た、「たくさんの人に食事の大切さを伝えたい!ご飯で日本を元気にしたい!」という熱い思いと、無農薬・無化学肥料の旬の野菜を育てる「牛尾農場」の存在が、同店オープンの実現へと繋がったそうです。
この話を聞き、筆者が初めて「ことほぎランチ」を食べた時に、「美味しい」の先にある、心が満たされるような、幸せな気持ちになれるような感覚を持った理由と、「ことほぎランチ」の真髄に触れられた気がしました。
風情溢れる古民家カフェでいただく、心も体も満たされる幸せランチ。“また来たい”と思わずにはいられない、まるでパワースポットのような素敵なお店でした♪
詳細情報
- 場所
- 農家のごはん ことほぎ
(神崎郡福崎町山崎814番地)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30〜16:00(ランチL.O.14:00、カフェL.O.15:00)
- 定休日
- 毎週火・金・土曜日
- TEL
- 090-2068-2073
※ランチはご予約をおすすめします