博士の「雑草という草はない」という名言を実感!
姫路市手柄山温室植物園で「牧野富太郎ゆかりの植物展」開催 姫路市
姫路市の『姫路市手柄山温室植物園』で9月9日より「牧野富太郎ゆかりの植物展」が開催されます。9月24日まで。
「日本の植物学の父」の呼び名で広く知られる、牧野富太郎博士が命名した植物100点が展示されます。
同展は連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルになった「牧野富太郎博士」にちなんだ植物が注目されていることから「博士をより深く知ってもらい植物に興味を持ってもらいたい」と企画したそうです。
写真の花は、博士が「日本一の大群落」と称した姫路市大塩に生息している『ノジギク』。通常は11月頃に開花の時期を迎えますが、今回の展示に合わせて咲くように調整したものを鑑賞することができます。
博士が土佐地方で発見し命名された「トサオトギリ」は、今では土佐地方では見ることができず、播磨地方にのみ自生している貴重な植物です。妻の名前である壽恵(すえ)から命名した『スエコザサ』など、一部の植物は博士が描いたスケッチとともに見ることもできるそうです。
同展の期間中日曜11時からは展示説明会も開催され、敷地内にある「花の家」では博士の関連グッズや高知特産物の販売も行われます。
担当者は「同園で行われる一押しのイベントです。一人でも多くの方に来園し、植物に興味を持ち好きになってもらえる機会にしてもらえたら嬉しいです」とコメントしています。
<記者のひとこと>
「普段目に止めることがなかった植物に気づき、愛おしく感じることができるかもしれない機会。そんな素敵なイベントは、一人、友達、家族など何度も訪れたくなりそうです。
詳細情報
- 開催期間
- 2023年9月9日(土)〜24日(日)
- 場所
- 姫路市立手柄山温室植物園
(姫路市手柄93)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
- 入園料
- 大人 210円
小人(6歳〜中学生)100円 - 休園日
- 金曜日(祝日の場合は前日)