豊富なフレーバーが魅力♪緑豊かなテラスで庭ビール
ローカルビール醸造所『IN THA DOOR BREWING』に行ってきました 神戸市東灘区
六甲アイランドの商業施設「ジ・アンダンテ・マーケットシーン」3階にある『IN THA DOOR BREWING(インザドアブリューイング)』。広い敷地にはテラスもあり、開放的な雰囲気でクラフトビールが楽しめるお店です。
3階の店舗に行くには2階のこちらの階段から。黒いドラム缶が目印です。
階段を上がると木々に囲まれたオープンスペースが広がっており、4人掛けや2人掛けのテーブル席や大型ベンチが配置されています。
店舗に入ってまず目に入るのが12口並んだタップ。それぞれがビールの樽とつながっています。定番5種類と季節限定ビール7種類というラインナップで、中突堤の醸造所で手作りされています。
原材料の約90%を占める水は布引の天然水。ビールの香りや苦みを決めるホップは神戸市北区産、またフレーバーを決める副材料もできるかぎり地元農家さんから仕入れているそうです。
まずは定番中の定番「ファンクエール」をいただくことに。テラスで光に透ける綺麗な茶褐色を一口頂くと、苦みと旨味がほどよく伝わります。
グリーンピース、ズッキーニ、ヤングコーンから選べます
ビールのおともには、お店オススメの「ビールフリット」から、ヤングコーンとグリーンピースの2種をお願いしました。神戸市西区の農家さんから仕入れたという大ぶりのコーンに驚き! そのままかぶりつくとホクホクで甘い!ヒゲごと揚げているのがいい風味を加えています。ビールが入った衣はサクッと軽い仕上がりです。
次はクリームチーズのディップにつけて。これまたビールが進みます♪神戸市北区産のグリーンピースはかき揚げ風になっており、やさしい豆の風味とホクホク感はこれまでのグリーンピースのイメージを覆します。
2杯目は神戸市北区の生産者さんが作るブラックベリーとブルーベリーを使った季節限定ビール「久雄のベリーダンス教室」をいただきました。ベリーの香りと酸味がさっぱりとした飲み口です。
バンズにはモルト粕が入っているので色が濃い
「ハンバーガー」は、かぶりつきやすい嬉しいサイズ感。元町の「NEIGHBOR FOOD」さんに発注し、ビール醸造後に残るモルト粕を入れて焼いたというバンズは、もっちりとしてモルトの苦みがあります。
牛100%のパテにハラペーニョピクルスがピリリと効いて、意外に軽く“アテ”になるハンバーガーでした。
モルト粕は他にもクラッカーにアップサイクルしたり、畑で肥料として使ってもらうなど、捨てることなく利用しているそう。
広報担当の中村さんは「なるべくローカルな原料をと取り組んでいますが、自然相手のことなので無理はできないんです」と、どこか力を抜いて楽しんでいる様子。
今年夏には醸造所を六甲アイランド内に移設予定。小規模で手作りを貫くという方針に変わりはなく、海を見ながら少しジャンクなアテでビールを楽しめる新店を併設する計画もあるそうです。
現在クラウドファンディングで資金を集めており、支援者にはビールや体験型の返礼品を用意。中村さんは「クラウドファンディングをすることでお店のスタイルを少しでも知ってもらえたら」と話していました。
詳細情報
- 店舗
- IN THA DOOR BREWING(インザドアブルーイング)
(神戸市東灘区向洋町中5-15)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~22:00
- 定休日
- 火曜日
- TEL
- 078-857-8880